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なぜロッカクアヤコは世界で認められたのか?
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ロッカクアヤコ《Colors of Life Project 2011 ⑲》

日本の現代アーティストといってすぐに名前があがるのは、草間彌生、奈良美智、村上隆の3人です。この状況は15年前から変わっていません。
村上隆の《マイ・ロンサム・カウボーイ》がニューヨークのオークションにて16億円で落札された2008年以降、日本の現代アート界には新しいスターが生まれていないのです。
そんなシーンを変えつつあるのがロッカクアヤコです。
ロッカクアヤコは、1980年以降生まれの世界の若手現代アーティストのオークション売上ランキングで、Beeple、Matthew Wong、Larva Labsに次ぐ4位となり、日本の現代アート界の新星として注目を集めています。

価格上昇が目覚ましいロッカクアヤコ

近年、ロッカクアヤコの名前は国内外のオークションでよく見るようになりました。
その作品は、いずれも予想を大きく上回る価格で落札されています。
1980年以降生まれの若手アーティストで4位にランクインしたことはすでに述べましたが、1945年生まれ以降の現代アーティストとしても売上高で世界29位(2021年)に位置するなど、押しも押されぬ人気を得ています。3位の奈良美智、21位の村上隆に次いで日本人現代アーティストの三番手となりました。
さらに、全アーティストのランキングでも、2021年は1822万ドルで世界117位のオークション売上です。10位の草間彌生、14位の奈良美智、88位の藤田嗣治、105位の村上隆に次ぐ日本人五番手の評価を得ています。

ロッカクアヤコ《無題》(2017)1億8400万円で落札
出典:SBIアートオークション

ロッカクアヤコ作品のオークション落札最高価格は、若手作家としては破格の約1億8400万円です。
これは2022年7月15~16日に東京で行われたSBIアートオークションでの記録で、予想価格を大きく上回る結果となりました。落札された《無題》(2017)は100cm×150㎝の大きなキャンバス作品でした。
1億8400万円という価格は並大抵のものではありません。あのバンクシーですら、2019年までのオークションレコードは1億9000万円だったのです。
この作品だけが特別に高額になったわけではありません。
その2か月前にあたる2022年5月26日のクリスティーズでも、ロッカクアヤコ《無題》(2021)が1029万香港ドル(約1億6650万円)で落札されています。この落札価格は予想価格の10倍にのぼるものでした。もちろん、当時のロッカクアヤコ作品のオークションレコードとなりました。
この2か月間に、2つの作品が1億円台後半で落札されているロッカクアヤコの人気は底堅く、今後もさらに価格の上昇が期待されています。
ちなみに版画では、2022年1月29日に落札されたリトグラフ作品《無題》(2012)が1207万5000円の価格をつけています。

パフォーマンスで注目されるロッカクアヤコ

ロッカクアヤコ作品の主な特徴は3つあります。
1つめは、ダンボールなどの、どこにでもある素材に描かれていること。
2つめは、筆などを使わず、手指を使って描かれていること。
3つめは、マンガやアニメに出てきそうな、目の大きな女の子のモチーフです。
もちろん、この特徴があてはまらない作品もありますが、ロッカクアヤコの作品といってすぐにイメージされるものはこれらの特徴を備えています。
ロッカクアヤコは当初、指を使って描くそのパフォーマンスで注目されました。
美術手帖でのインタビューで、彼女は次のように語っています。

「デザインフェスタの観客は、自分を目的に見に来てくれているわけではないので、たくさんの人たちが目の前を通り過ぎていく。そこで、どうしたら人を惹きつける強さを見せられるのか、試行錯誤しました。そうしてライヴパフォーマンスをするなかで、段ボールを手でばっと広げたときの手触り感とか、その場で簡単に破ったり立てかけたりできる即興性、そして直接手で描く感覚がすごくしっくりきて、今日まで続く手掛かりのような感触を得ました」(美術手帖「様々な境界を超えてあふれるポジティブなエネルギー。ロッカクアヤコインタビュー」より)

なぜデザインフェスタだったのでしょうか。
実は彼女は美術学校での正規の美術教育を受けたアーティストではありません。
高校を卒業した彼女が進学したのはグラフィックデザインの専門学校で、そこで人に勧められて参加したのがデザインフェスタです。
専門学校を卒業したロッカクアヤコは就職せず、路上で絵を描くパフォーマンスを続け、21歳で参加した村上隆主催の現代美術の祭典GEISAI#4でスカウト賞を受賞します。
彼女のプロフィールで必ず語られるGEISAIでの受賞ですが、金賞や銀賞や銅賞ではなく小さな賞であり、それだけで道が開けたわけではありません。その後のたゆまぬ活動があってこその現在でしょう。

[GEISAI.TV] GEISAI ARTISTS ロッカクアヤコ GEISAI#10でスカウト賞 受賞他

海外での評価が高いロッカクアヤコ

ロッカクアヤコは日本国内よりも海外で名を挙げています。
2006年に参加したスイスのアート・バーゼルのセカンド・フェア「ヴォルタvolta」でのライヴペインティングでは、その場で120枚を売り上げて有名になりました。
日本市場は保守的というか、海外で評価されたアーティストを逆輸入することが多く、ロッカクアヤコも海外での人気が先行して知名度を高めていきました。
そのため、彼女の活動拠点は、オランダのアムステルダム、ドイツのベルリンを経て、現在はポルトガルとなっています。
海外での評価は高く、2011年にはオランダのロッテルダムのクンストハル美術館、2012年にはスロバキアのダヌビアナ美術館で大規模な個展を開催しています。
ロッカクアヤコが日本本国よりも先に海外で評価が高まったのは、先入観のない海外ではフィンガーペインティングというユニークさと日本ならではのカワイイ文化が素直に評価されたのに対し、日本ではどうしてもアートの風格に欠けるとのイメージがあったからかもしれません。
しかし日本でも2010年に音楽レーベルcontrarede(コントラリード)の企画で、アニメーション映画「みんなのことAbout Us」に参加するなど、露出が増えています。この作品はバンド”54-71″の川口賢太郎が脚本を執筆し、バンド”トルネード竜巻”の名嘉真祈子が音楽を担当し、さい郷通範監督がロッカクアヤコの絵に生命を吹き込みました。ユーチューブで一部が公開されています。

rokkaku ayako painting “about us”_chapter 5_”Gift”

絵本でも活躍するロッカクアヤコ

手軽にロッカクアヤコ作品を楽しみたい人には、福音館書店の定期刊行絵本「こどものとも」シリーズとして出版された2冊の絵本がよいかもしれません。『いっぱいいもうと』と『かぜひきまんげつ』の2冊があります。
2冊とも詩人のネジメショーイチ(ねじめ正一)のシュールなストーリーに、ロッカクアヤコが見開きのページいっぱいに絵を描き込んだもので、ファンなら画集としてぜひ持っておきたいアイテムになっています。
どちらも通常の書籍ではなく雑誌扱いの絵本なので、現在ではプレミア価格がついて、若干入手が難しくなっているかもしれません。もともとの値段は税込440円なのですが、10倍以上の値段で転売されているのも見ました。
取次や出版社に在庫があれば定価で手に入るかもしれないので、欲しい方はまず書店で注文してみてください。
やはり作品が欲しいという方は、ぜひ翠波画廊にお問い合わせください。

こどものとも年中向き2013年2月号『いっぱいいもうと』福音館書店

こどものとも年中向き2020年1月号『かぜひきまんげつ』福音館書店

翠波画廊では、ロッカクアヤコ作品のご用意がございます。
作品はこちらよりご覧ください。

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