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絵はお金で買えるが、お金では買えない絵もある、というのはよく考えれば当たり前のことです。
すべてが一点ものの美術品である絵画は、所有者がその作品を売りに出さなければ決して買うことができません。
そして『モナ・リザ』や『アヴィニョンの娘たち』のように、ひとたび公的な美術館の所有物となってしまえば、半永久的に売りに出されることはありませんから、個人コレクターがそれを入手できる確率は、天文学的に低くなります。
絵画とは、お金で売買される資産である以前に、全人類共通の文化遺産であり、何人たりとも、札束を積み上げて横面をひっぱたくようなやり方で、自分のものにすることはできないのです。
と同時に、私たちでも『お金で買えない価値を持つ絵画』を手にすることはできます。

おむつにも歴史がある???

今のように使い捨ての紙おむつのない時の話ですが、新聞でこのような話を読みました。

 

とある外交官の奥様が、ご主人の仕事の関係でドイツに在住中、現地の病院で出産することになりました。
無事に出産を終えた奥様は、同日に出産されたドイツ人のご婦人と相部屋で、休んでいました。するとそこへ、日本から両親が新しいベビー服やおむつを買ってお祝いに駆けつけてくれたそうです。新しいベビー用品がベッド脇に積み上げられて、奥様は幸福に酔いしれました。
一方、同室のドイツ人のご婦人のもとにも、ご両親が訪れてベビー用品を置いていかれました。それは、清潔に洗濯されてはいたものの、使い古されて、少々黄ばんだベビー服やおむつだったそうです。
見るともなしにそれらが目に入った外交官夫人は、ドイツの人は倹約家なのだと感心するとともに、真新しいベビー用品を揃えてもらえる自分に、ちょっとした優越感を覚えたそうです。

 

ところがその後、洗濯物干し場でおむつ干していたところ、同室のドイツ人のおむつに目が留まりました。黄ばんで使い古したように見えたおむつの一つひとつに、家紋が刺繍されていたそうです。それを見た途端、新品のベビー用品が色褪せて見え、得意になっていた自分が恥ずかしくなったそうです。

 

真新しいベビー服やおむつは、確かに使い心地が良く、最新の素材や性能がついているかもしれません。
しかし、家紋の刺繍されたベビー用品には、何ものにも代えがたいたくさんの思い出、歴史があります。
代々受け継がれてきたものには、大量につくられ、消費されていくものにはない価値が宿るのです。
そしてこれらの歴史を持ったものは、他の人がどんなにお金を積んでも買うことはできないでしょう。

絵を通して、思いは次世代へ受け継がれる

絵画もこれと同じといえます。
ヨーロッパには、家の宝として美術品を子々孫々受け継いでいく伝統があるそうです。その伝統の下、大切にされてきた絵画のたどってきた歴史は唯一無二のものであり、決して他のものにとって代わることはありません。

 

ですから、絵を買う時には、一生大切にできそうなものを選ぶことをおすすめします。
そして、自分が亡くなる時には、お子さんたちにその絵を遺してあげてください。その際に、絵にまつわる思い出話も一緒に語ってあげるとなおよいでしょう。
あなたにとってのいつまでも残る一枚は、『お金で買えない価値を持つ絵画』となるのです。

 

翠波画廊では、これまでにさまざまなお客様にお会いしてきました。どの方にとっても、所有している絵には、たくさんの思い出が詰まっています。
そのような話を聞くたびに、絵はただの”もの”ではなく、人生の一部なのだと感じます。せっかく購入していただいた絵は、末永く大切にしてもらえたらうれしいと、いつも願っています。
そして願わくは、翠波画廊がそのお手伝いをさせていただき、いつまでも残る一枚をご一緒に選びたい、思っているのです。

 

ぜひ、あなたも翠波画廊で「いつまでも残る本物の一枚を」お探しください。

 

翠波画廊ではアートのある暮らしをご提案しています

一枚の絵画がもたらしてくれる憩いのひと時を

優れた芸術作品は、観る人の感情にそっと働きかけ、美的欲求を満たし、こころを豊かにしてくれるものです。
翠波画廊では、アートの魅力をお伝えし続けるなかで多くのお客様に数多くの作品をお届けしてきました。
翠波画廊のホームページでは、絵をご購入くださったお客様のお部屋を多数ご紹介しております。
あなたも一枚の絵を飾ることで、お部屋に華やぎと心休まる温かな空間へと変えてみませんか?

 

参照:翠波画廊HP“お客様のお部屋紹介”

 

 

お客様のお部屋紹介

 


芸術はよくわからない、アートは難しいなどと思っていませんか?

 

画廊オーナー髙橋による著書 『「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画』

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新聞、雑誌でも紹介されました!

「サンデー毎日」

本とのふとした出会いで幼いころの自分を思い出す
幼いころ、絵画鑑賞が趣味だった母に連れられて、よく展覧会を訪れた。・・・

「週刊文春」

銀座で二十六年、近代絵画の作品を扱ってきた画廊オーナーが、「値段」を切り口に絵画の見方を提案。作品の価格は画家の人生の起伏をも表す。

「月間アートコレクターズ」

世に美術市場を扱った書は数あるが、印象的なタイトルと装丁家として日本を代表する鈴木成一の手になる雰囲気ある装丁の本書は、翠波画廊を構える髙橋氏の書き下ろし。・・・

「北日本新聞」

セザンヌ、モネ、ルノワールやゴッホ、ピカソ、シャガールら近代美術の巨匠たちの絵の値段について考えたことはあるだろうか。・・・

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著者:髙橋芳郎

 

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