アートコラム

いまストリートアートを買うならこれがおすすめ

2020/05/29

現役のストリートアーティストといえば誰を思い浮かべますか? 

バンクシー? カウズ?

どちらも人気のアーティストですが、コレクターにとっては、ちょっと有名になりすぎた感があります。

5年前であれば、バンクシーもカウズもまだそれほど注目されておらず、お手頃な価格で入手できたのですが、今はオークションでも価格が高騰して手を出しにくくなりました。

では、将来のバンクシーやカウズになり得る、いま狙い目のストリートアーティストは誰でしょうか?

 

ストリートアートの侵略者(インベーダー)

翠波画廊のおすすめの一人はフランスのストリートアーティスト、インベーダーです。

インベーダーは、昔懐かしのテレビゲーム「スペースインベーダー」のドット絵を、セラミックタイルをモザイク状に並べることで再現したアーティストです。

かつては、世界中の街路に無断でモザイクタイルの「作品」を貼りつけて去っていく、まさしくストリートのアーティストとして知られていました。

その正体は1969年生まれで、パリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)でアート教育を受けた芸術家だそうです。

世代的に、70年代から80年代のビデオゲームに大きな影響を受けたインベーダーは、当時のゲームのキャラクターを、現実世界のセラミックタイルで表現できることに気づき、ストリートアート活動をするようになりました。

90年代半ばからは、一つの都市をターゲットに、短期間で街中に多数のインベーダー作品を残していく「侵略(インベージョン)」というプロジェクトを始めました。

これまでにインベーダーの侵略対象となった都市は、世界30カ国で70近くにのぼります。

その中にはパリやニューヨークはもちろん、東京まで含まれています。

東京の街中に残されたインベーダー作品は、かつては130以上も発見されていましたが、最近はその価値を狙う人に盗まれて、数を減らしているそうです。

 

書籍『Invasion in the Uk: Space Invaders & Its Uk Influences』Franck Slama 2008

 

インベーダー作品の最高価格は?

ほんの5、6年前まで、ストリートアート作品は一部のファンには熱狂的に支持されてはいましたが、ギャラリーやオークションではそれほど価格は上がりませんでした。
インベーダー作品の価格も、2015年にクリスティーズ香港で記録した34万6800ドルが最高記録で、なかなか更新はありませんでした。
流れが変わったのは2018年です。オークションに出品されたバンクシーの作品が、落札直後に額縁に仕込まれたシュレッダーによって裁断されるというハプニングがあり、権威に反抗するストリートアートが美術業界で大きく注目されることになりました。
その結果、2018年からストリートアーティストの作品が軒並み価格上昇を始めます。
特に注目されたのが、バンクシー、カウズ、バスキア、キース・ヘリングの、ストリートアート四天王です。
そして、この4人に続く売れ行きを誇るのがインベーダーです。
2019年5月、インベーダーの作品≪ウィーン≫(2007)が39万8800ドルで取引されて、4年ぶりに最高価格を更新しました。
インベーダー≪ウィーン≫39万8800ドルで取引

 

さらに半年後の2019年11月、ニューヨークのサザビーズにて、インベーダーの作品≪Tk_119≫(2014)が122万ドルで落札されました。

これは手塚治虫の漫画『鉄腕アトム』のキャラクターを模したもので、10万ドルから15万ドルで落札されるだろうと見積もられていたのが、10倍もの高額落札となったものです。 もちろん2020年現在もなお、インベーダーの最高価格記録です。

インベーダー≪Tk_119≫122万ドルで落札

 

 

インベーダーの人気は今も上昇中

2019年に、オークションに出品されたインベーダーの作品は140点以上になります。そのうち、およそ80パーセントが落札されました。

今ではインベーダーは、確実に売れる作品との評価を高めています。

また、2019年にインベーダー作品をオークションで購入した買い手の48パーセントはフランス人でした。

これは、インベーダーがフランスのアーティストであることを考えれば当然の数値ですが、むしろ半数以上の買い手がフランス国外にいることが目を引きます。

残りの52パーセントのうち、アメリカ人が31パーセント、日本人が11パーセント、イギリス人が5パーセントでした。

鉄腕アトムやスペースインベーダーに代表されるように、大衆文化(ポップカルチャー)のイメージを自由自在に引用するそのポップな作風は、アメリカや日本で特に人気です。

2020年も2月にパリのオークションで、モナリザをルービックキューブの組み合わせで表現したインベーダー作品が52万680ドルで落札されました。 インベーダーはフランスのローカル・アーティストの枠を超えて、グローバルなアーティストとしての名声を確立しつつあります。

ちなみに、オークションで売れたインベーダー作品のおよそ半数は、シルクスクリーンなどの版画作品でした。その平均価格は6600ドルですから、まだまだお手頃価格で入手できるアーティストの一人といえます。

インベーダーよりもさらにキャリアの若いアーティストを青田買いしたいと考える方には、翠波画廊で扱っているワンマイザーやドウツをおすすめします。どちらもまだ日本では無名のアーティストですが、これからの伸びが期待できます。

 

インベーダーおすすめ作品

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ワンマイザー、ドウツおすすめ作品

 

ワンマイザー
「パスカル兄貴」
ミクストメディア

ドウツ
「ティアロワイ・アズール…ある夏の夜」
アクリル、パステル、コラージュ

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ストリートアーティストの2019年オークション売上ランキング
 

 1. ジャン=ミッシェル・バスキア (アメリカ) 9385万ドル:回顧展も大人気
 2. カウズ (アメリカ) 9030万ドル:近年、評価がうなぎのぼり
 3. キース・ヘリング(アメリカ) 2645万ドル:価格の安定した大御所
 4. バンクシー(イギリス) 2459万ドル:たびたび話題になる流行の主
 5. インベーダー(フランス) 151万ドル:上位4人に比べて入手しやすく狙い目
 6. スティック(イギリス) 118万ドル:ペーソスあふれるイギリスのインベーダー?
 7. ジョンワン(アメリカ) 71万ドル:今や現代アートの旗手
 8. シェパード・フェアリー(アメリカ) 62万ドル:力強いアメリカのインベーダー?
 9. フューチュラ2000(アメリカ) 33万ドル:伝説のストリートアーティスト
 10. ミスター・ブレインウォッシュ(フランス) 26万ドル:インベーダーの従兄弟

 

出典:Artprice by ArtMarket Presents the Top 25 Street Artists: Banksy’s Success in Not a Market Anomaly

 

 

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