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マルク・シャガール

「愛」を描く色彩の魔術師 マルク・シャガール

1887~1985年

 

パステル画やリトグラフなどオリジナル版画を豊富に

シャガール販売サイトでは、パステル画やオリジナル版画を中心に幅広く取り揃え販売しております。
絵画販売サイトに掲載されている絵画は、翠波画廊にご来廊いただければ、現品をご覧いただけます。

パステル

「羊飼いの喜び」

1972年 31.8×23.7cm
コミテ・シャガール鑑定書付

シャガールが好んで描いた羊飼いをモチーフにした作品で、大変貴重な一点物の肉筆画です。

リトグラフ(石版画)

「ダフニスとクロエ:春」

1961年 42x64cm

美術館でも所蔵され、シャガールの代表作である「ダフニスとクロエ」。その中でも特に美しい青を味わえる一枚です。

リトグラフ(石版画)

「サーカス M.522」

1967年 42x32cm

サーカスを題材とした作品は大変人気で入荷後すぐに売れてしまう為、是非実物を確かめに画廊にお越し下さい。

リトグラフ(石版画)

「エッフェル塔とろば」

1954年 38×28cm

シャガールが愛した街パリを描いたシリーズの中の一枚です。パリのシンボルであるエッフェル塔を描いた作品は特に人気があります。

真贋には細心の注意を

97歳と長生きで多作だったシャガールは、贋作も出回っています。翠波画廊ではカタログレゾネに掲載されている、間違いのない作品を取り扱っていますので、安心してご購入いただけます。

作家の魅力

1 色彩の魔術師

唯一無二の美しい色彩で、浮遊する恋人たちや、サーカス、宗教などをテーマに独自の画風を確立したマルク・シャガール。「色彩の魔術師」とも呼ばれ、ピカソやマチスと並んで20世紀を代表する巨匠画家の一人です。シャガールのその幻想的で愛情にあふれた作風は、最愛の妻ベラや、故郷ヴィテブスクからインスピレーションを得て作り出されました。 リトグラフやポスターの制作にも力を入れていたシャガールは、版画作品であっても非常に高い完成度を誇っています。

2 変わらぬ市場価値

シャガールはコレクター、美術関係者の双方から非常に高い評価を受け、名実共に20世紀の巨匠と呼べる作家です。こうした既に評価の定まった作家の場合、購入時の価格が高くなってしまうことがほどんどですが、価格が高止まりしている為、時を経ても資産価値が下がることがほどんどありません。1992年には、『ダフニスとクロエ』のサイン入り42点セットが約2億円で落札されるなど安定した人気を誇っています。

3 リトグラフなどオリジナル版画にも力を注いだ画家

シャガールは生前リトグラフの制作にも力を注いでおりました。オペラ座の公演や観光ポスターなど80点を超えるリトグラフポスターを手掛けています。シャガールには多くの人に自分の絵を楽しんでもらいたいという思いがあった為、実際にポスターとして掲示されたもの以外に、観賞用に限定数を決めてリトグラフポスターが刷られました。そのため、シャガールのリトグラフ・ポスターは美術的価値を持った作品と言えます。

 

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激動の時代を生きた画家

旧ロシアのヴィテブスクにて貧しいユダヤ人の一家に生まれたシャガールは、画家を志し、サンクトペテルブルクでフランスの最先端の芸術に触れたのちに、パリに渡ります。シャガールの独自の画風はパリやドイツで人気を博し、画商との契約にもこぎつけます。ところが彼の生涯は2度に渡る戦争やロシア革命など、時代の流れに大きく翻弄されてゆきます。ロシアに一時帰国したタイミングで第一次世界大戦が勃発し、7年もの月日をロシアで過ごすことに。パリに戻ったときには、預けていた自身の作品の大半を失ってしまいます。また第二次世界大戦では、ユダヤ人である為にニューヨークへの亡命を余儀なくされ、最愛の妻ベラを亡くすという悲劇に見舞われます。そんな激動の時代を生きたシャガールでしたが、生涯に渡って愛情にあふれた絵を描き続けました。

マルク・シャガールの生涯

1887年7月7日ヴィテブスク生まれ。両親はユダヤ人。
1907年パリへ出て法律の勉強を始める。
1910年13年以後、詩人ブレーズ・サンドラール、マックス・ジャコブをはじめ、レジェ、モジリアーニ、ドローネなどの画家と知りあい、アポリネールと親交を結び、アンデパンダン展に出品。
1914年ロシアに帰る。ベルリンで初個展。初期作品は印象派風だったが、ピカソを知り立体派に感化される。
1917年革命後の故郷で美術人民委員に選ばれたが、マーレヴィッチとの不和でパリに戻る。やがて、明るさと思索性、神秘性をあわせたシュールレアリスム作風を確立。
1931年

「バイブル:
ヨシュアとシケムの石(手彩色)」

「バイブル」

 

ロシアからパリに戻ったシャガールに、画商ヴォラールはユダヤ教の聖典である「旧約聖書」を題材とした銅版画集の制作を依頼します。シャガールは、この銅版画集の為にパレスチナへ取材旅行に出かけ、レンブラントの銅版画技術を研究するためにオランダも訪れました。折しも第二次世界大戦が勃発した関係で、完成したは1956年のこと。その二年後、モノクロームの銅版画に手彩で着色を試み、あらたに出版されました。

 

「バイブル:ヨシュアとシケムの石」作品詳細ページ >>

1939年カーネギー賞受賞。
1944年アメリカで最愛の妻ベラが亡くなる。
1945年ニューヨーク近代美術館及びシカゴ・アート・インティテュートで回顧展開催。
1961年
マチス ダフニスとクロエ
「ダフニスとクロエ:
ディオニソファーネの到来」

「ダフニスとクロエ」

 

シャガールが手掛けた挿画本のなかでも最も評価も高い作品で、美術館にも所蔵される20世紀を代表する挿画本と言っても過言ではないでしょう。「ダフニスとクロエ」は、2~3世紀にロンゴスによって書かれた、青年ダフニスと少女クロエの純愛物語です。シャガール独自の美しい色彩が、大変見応えがあります。

 

「ダフニスとクロエ」作品一覧ページ >>

1956年サーカスをテーマにリトグラフを制作。銅版画「バイブル」を発表。
1962年
シャガール エルサレムウィンドウ
「エルサレムウィンドウ」

「エルサレムウィンドウ」

 

イスラエルの首都エルサレムにあるユダヤ人教会のために、1959年シャガールが制作したステンドグラスの下絵を版画に起こしたものです。「旧約聖書」を題材に、シャガールが見事な色彩と迫力ある描写で描いた、精神性の深い12枚のステンドグラス。青や赤、緑や黄色などの色彩を背景に、鳥や魚、馬が宙を舞う様子や、ところどころに散りばめられたヘブライ語の文字が美しい作品です。

 

「エルサレムウィンドウ」作品一覧ページ >>

1952年
マチス サーカス
「サーカス M521」

「サーカス」

 

シャガールの中でも人気の高い版画作品「サーカス」。本作は画商ヴォラールと共に構想したものですが、ヴォラールの死により中断され、その後30年以上の時を経て完成しました。サーカスはシャガールが生涯に渡って描き続けたテーマの一つ。シャガールらしい夢のような幻想的な世界の中に、どこか物悲しさを秘めた作品です。

 

「サーカス」作品一覧ページ >>

1976年東京国立近代美術館で個展を開く。
1985年死去。

シャガールのリトグラフポスター

オペラ座での公演や観光ポスターなど、シャガールは80点を超える様々なリトグラフポスターを手がけました。シャガールには多くの人に自分の絵を楽しんでもらいたいという思いがあった為、実際にポスターとして掲示されたもの以外に、観賞用に限定数を決めてリトグラフポスターが刷られました。そのため、シャガールのリトグラフ・ポスターは美術的価値を持った作品と言えます。

 

シャガールのリトグラフポスター一覧ページ >>

シャガール三大リトグラフポスターについて >>

レゾネに掲載されているオリジナル版画を扱っております

画家自身が生前に制作した版画をオリジナル版画と言います。画家の死後、原画をもとに制作された版画はエスタンプ (復刻版画)と呼び、オリジナル版画とは分類して取り扱われます。

サインもエディション(限定数)も無い「挿画本」の版画

シャガールの版画作品は挿画本(古典文学に版画を挿絵として挿入し出版した豪華本)として売り出されたものが多く、 それらの作品にはサインもエディションもありません。物語の挿絵として制作された版画作品には「ダフニスとクロエ」「サーカス」などシャガール版画を代表する名品などがありますが、挿画本として売り出されているため1枚1枚の版画にはサインもエディションもありません。しかし、図柄によって1枚ずつ値段は違いますが、美術品としての価値を持っています。

美術品としてのリトグラフポスター

一般的にポスターというと何かの宣伝のために街中に貼るものと思ってしまいますが、シャガールのリトグラフポスターはオリジナル版画より一段低い位置づけで観賞用に限定数を決めてリトグラフで作られたもので美術的価値を持っています。

 

シャガールの値段について

~『「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画』(幻冬舎刊)より一部抜粋
戦後のシャガールは、戦前には付き合いのなかったピカソとも交流しています。お互いに子どもっぽいところのあるこの二人の芸術家は、最終的には仲違いしてしまうのですが、ピカソは「マティスが没してから色彩を真に理解していたのはシャガールだけだ。ルノワールの後で、光に対する感覚を持っているのはシャガールだけだ」と、その才能を大いに認めています。実は、シャガールの絵で人気があるのは、青がふんだんに使われている絵です。青いシャガールの絵は、青くないシャガールの絵よりも、確実に高価になります。1961年、シャガールの最高傑作といわれる『ダフニスとクロエ』の版画集が刊行されます。1992年には、このサイン入り42点セットが約2億円(手数料込み)で落札されました。絵画の人気と評価は、こういった価格からも浮かび上がってくる面白さがあります。

 

もっと詳しく知りたい方は・・・
『「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画』(幻冬舎刊)

全国書店、amazonで好評販売中

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