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【会期終了】猪野直也作品展

「百花繚乱」
2022年 革、彩色 8号
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「革」に描く、注目の若手画家

猪野直也作品展

2023年2月10日(金)〜25日(土)

10:00~18:00 日祝休廊
会場:翠波画廊
終了しました 

作家来場決定!

作家来場日:
2/18(土)、2/25(土)
各日 13:00~17:00

※日時変更があった場合は、改めてご案内いたします。

動物の「革」を支持体として日本古来のモチーフを描く、新進気鋭の若手アーティスト、猪野直也
革という素材の独自性と、妖怪や龍など日本の伝統的なモチーフで、唯一無二の世界観をつくり上げる猪野直也の作品を、この度翠波画廊にて初めてご紹介いたします!
ぜひご高覧ください。


画家「猪野直也」とは?

1990年、茨城県生まれ。
ストリートカルチャーへの興味から、タトゥーアートやスケートボードの板のデザインに惹かれたことがきっかけで、アーティストを志した猪野。

そんな彼が主題に描くのは、妖怪や仏や神様、龍など日本古来の題材です。描かれるモチーフは躍動感に溢れ、独自の質感から生まれた世界観が、思わず見る者を引きつけています。

在は革職人としても活動する傍ら、若手現代アーティストとして公募展やグループ展へ絵画作品を積極的に参加しています。
一昨年に大阪のあべのハルカスで開催された芸術祭「オアシス2021展」では、見事、大阪府知事賞を受賞するなど、今後の活躍も楽しみなアーティストです。

「百鬼夜行」
2021年 革、彩色 25号
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キャンバスではなく「革」に描く

「桃源郷」
2022年 革、彩色 8号
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なめした牛革などに、革用の染料を使って直接革に描かれる、猪野の絵画。
革本来の経年変化によって、時間とともに作品自体も徐々に色合いなどが深まっていきます。
革が馴染むように、徐々に深みを増す作品の表情が非常に魅力的です。
また、猪野が強い影響を受けたという日本伝統刺青の文化を、アートとして世界に発信したいという想いが、革という素材を使う原点だといいます。


猪野直也 作品はこちら >>

表情豊かな幻想の世界


今回の作品展に際し、『幻想』をテーマにした新たな作品を発表した猪野。
幻想的な雰囲気にとどまらず、幻獣や霊獣、妖怪といった実在しない生き物たちが纏う魅力をありありと映し出します。
猪野の特徴の一つである、革を媒体とした作品だけでなく、水彩やアクリルを駆使した色鮮やかな作品も手掛けており、技法によっても表情の変わる『幻想』の世界をお楽しみいただけます。
思わず息を呑むような、神秘的な作品の数々を、ぜひ画廊にてご高覧ください。

「月下美人」
2022年 パネルにジェッソ、アクリル 6号
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2020年 ミクストメディア(水彩、アクリル) 51.5×36.4cm
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【略歴】

1990年 茨城県に生まれる。
2018年 JAPAN LEATHER AWARD2018 審査員賞
2021年 ギャラリーアートポイントにてグループ展“FANTASIA2021”に参加。
京都文化博物館にて開催された“J.Arts.Bridge2021”へ出品する。
OASIS2021では、大阪府知事賞を受賞。


初公開!おすすめ作品

猪野の作品は、妖怪や龍など日本の伝統的なモチーフを描き、唯一無二の世界観をつくり上げています。
特別に、今回の展覧会のために描かれた作品の中から、一部ご紹介いたします。


「旱天慈雨」
2022年 革、彩色 12号
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本作に描かれているのは、【麒麟(きりん)】
麒麟は、中国古代に現れる伝説上の動物です。
体は鹿、ひづめは馬、尾は牛に似て、頭に1本の角があり、全身から5色の光を放ちます。
仁徳ある王や聖人が出現する前兆として現れるといわれ、人間社会に幸せをもたらす「瑞獣」の一つとして数えられており、
作品名の「旱天慈雨(=非常に困ったときに、もたらされる救いの手のたとえ)」は、まさにそのことを示しているように見えます。
神々しい気配を身にまとい、今にもうなり声が聞こえてきそうな躍動感をぜひご覧ください。


「永生」
2022年 パネルにジェッソ、アクリル 4号
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本作に描かれているのは、【蛇と花】
蛇は、脱皮をして古い皮を脱ぎ捨て、生まれ変わるかの如く成長していく様子から、古来より、「永遠の命」を象徴するものとして考えられてきました。
美しい花から、蛇が新しく生まれ変わる瞬間を捉えたようにも見える本作。
華やかさと力強さを感じていただける作品です。





「猪野直也作品展

2023年2月10日(金)〜25日(土)

10:00~18:00 日祝休廊
会場:翠波画廊


入場は無料です。ぜひこの機会にご高覧ください。


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