【先着販売】 藤田嗣治の挿画本 『魅せられし河』が入荷しました

今回、貴重な挿画本《魅せられし河》に収められている版画を一葉ずつ丁寧に額装し、それぞれ独立した作品として販売いたします。
一冊の本の中で物語とともに息づいてきた藤田嗣治の版画。その中から、ご自身の心に触れる一枚を選び、住まいに飾って楽しんでいただける、またとない機会です。

全ての作品の中から、お好みの作品をお探しください

藤田嗣治《魅せられし河:ヴァンドーム広場》
1951年 銅版 315部

販売を開始した今であれば、すべての作品の中から、お好きな一枚を先着順でお選びいただけます。

 

描かれた人物の表情に惹かれる一枚。
パリの空気や物語の余韻を感じさせる一枚。
藤田ならではの繊細な線に、思わず見入ってしまう一枚。

 

同じ挿画本に収められていた作品でも、構図や人物、漂う雰囲気は一枚ごとに異なります。ぜひ作品を見比べながら、「自分ならどの一枚を飾りたいだろう」と想像してみてください。
きっと、その中に不思議と目が留まり、何度も見返したくなる作品があるはずです。

藤田が愛したパリを流れる大きな「河」

サントノレ通りの様子
引用:Wikipedia

『魅せられし河』で描かれているのは、パリのフォーブル・サントノーレです。
フォーブル・サントノーレは、高級ブランドの店や歴史ある建物が立ち並ぶ、パリでも最も格式の高い通りの一つです。各国の大使館やエリゼ宮をはじめ、パリの歴史と文化、洗練された暮らしが凝縮されたこの通りを、藤田嗣治は一本の「河」に見立てました。

 

通りを行き交う人々、店先に並ぶ美しい品々、街角で交わされる会話。
それぞれの場所で営まれる、パリの人々の日常。
藤田の目には、フォーブル・サントノーレを行き交う人や時間が、絶えず流れ続ける一筋の河のように映ったのでしょう。その流れに沿って現れる街の風景や人々の姿を、藤田は繊細で軽やかな線によって表現しました。

 

タイトルにある「河」とは、実際の川だけを意味するのではありません。
パリの街を流れる時間であり、そこに集まる人々の人生であり、歴史と文化を運び続ける大きな流れでもあるのです。

 

藤田嗣治が暮らし、愛し、画家として名声を築いたパリ。
『魅せられし河』には、その街を深く知る藤田だからこそ描くことのできた、華やかさ親密さが息づいています。
一枚一枚を眺めていると、藤田とともにフォーブル・サントノーレを歩き、古き良きパリの一場面に出会ったような気持ちにさせられます。

版画で楽しむ藤田の線描

藤田嗣治《魅せられし河:香りの夢》
1951年 銅版 315部
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藤田嗣治といえば、乳白色の肌を描いた女性像や猫の作品で広く知られています。
しかし、挿画本の版画には、華やかな油彩作品とはまた異なる魅力があります。

 

余分なものを削ぎ落とした繊細な線、
わずかな表情や仕草から伝わる人物の気配、
小さな画面の中に広がる詩情豊かな物語。

 

多くを描きすぎないからこそ、見る人の想像が静かに広がっていきます。
藤田の優れた素描力洗練された感性を身近に味わえる作品の一つが、こうした挿画本の版画なのです。

一枚の版画から広がる物語

藤田嗣治《魅せられし河:サン・フィリップ教会》
1951年 銅版 315部
詳細はこちら>>

『魅せられし河』は、単に版画を集めたものではありません。
文章と版画が響き合い、一冊全体で世界観をつくり上げた挿画本です。
そこに収められた一枚一枚には、作品単体で眺めても感じられる美しさと、物語の一場面のような余韻があります。

 

今回は、それぞれの版画を作品にふさわしい額に収めてご紹介します。本の中で静かにページを彩ってきた一葉が、額装されることで、一つの美術作品として新たに立ち上がります。
大きすぎず、ご自宅のリビングや書斎、玄関、寝室などにも飾りやすいサイズです。

 

パリを愛する方には、その空気を日常の中で感じられる一枚として。
藤田嗣治がお好きな方には、卓越した線描を間近で味わえる一枚として。
また、藤田嗣治の作品を初めて購入される方にも、暮らしの中で楽しんでいただきやすいコレクションではないでしょうか。

貴重な出会いをお見逃しなく

藤田嗣治《魅せられし河:シャンゼリゼ通り》
1951年 銅版 315部
詳細はこちら>>

挿画本に収められた版画は、同じ作品を後から追加できるものではありません。ご成約となった作品から、順次お選びいただけなくなります。
「もう少し考えてから」と思っている間に、最も心惹かれた一枚が、ほかの方のもとへ渡ってしまうかもしれません。すべての作品を見比べ、お好きな一枚を選べるのは、販売を開始した今だけです。

 

最初に心が動いた作品。
なぜかもう一度見たくなった作品。
ご自宅に飾った情景が自然と思い浮かんだ作品。

 

その直感を、ぜひ大切にしていただきたいと思います。

 

藤田嗣治が、パリでも最も格式の高い通りの一つであるフォーブル・サントノーレを「河」に見立てて描いた、繊細で詩情あふれる版画作品。『魅せられし河』から生まれた一枚を、今度はご自身の暮らしの中で、長く楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

作品はすべて先着順でのご案内です。気になる作品がございましたら、売約となる前に、どうぞお早めにお問い合わせください。
作品の詳細、価格、サイズ、額装についても、翠波画廊のスタッフが丁寧にご案内いたします。今なら、すべての作品の中からお好きな一枚をお選びいただけます。
この貴重な機会に、藤田嗣治が描いた「魅せられし河」を、ぜひゆっくりとご覧ください。

 

翠波画廊 髙橋芳郎

 

 

 

翠波画廊代表 髙橋芳郎

株式会社ブリュッケ(翠波画廊)代表取締役。
美術大学卒業後、都内の画廊での修行を経て、1990年に独立。 2001年、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。
以降長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン等フランスの近代巨匠から、
ウォーホル、キース・へリング等現代アートまで幅広く扱う。

 

 


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