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アート作品を所有することで得られる幸福感とは?
富裕層が語る芸術への愛着と敬意の4つの側面

アートは株や不動産とは異なり、価格に客観的な根拠がありません。
しかし、一部の富裕層は積極的に高額なアート作品を購入しています。
その背景には、人間の心理的な動機や社会的な要因が深く関わっています。
今回は、富裕層がアートを求める理由を大きく4つに分類してみました。

1、 美的なものに対する憧れ

人間には、美しいものや高尚なものに惹かれる本能があります。
芸術は人間の感性や感情に訴えかける力を持っており、優れたアート作品はそれ自体が魅力的な存在です。
富裕層は自分の美的センスや教養を表現するために、自分の好みに合ったアート作品を購入し、自宅やオフィスなどに飾ります。
また、芸術家の創造性や思想に共感したり、敬意を表したりすることも購入の動機となります。
富裕層が高額なアート作品を買うのは、高尚な文化としての芸術に対する憧れや愛着、芸術家に対する敬意や共感があり、それを所有することで精神的な満足感や幸福感を得られるからです。
そのことを象徴する話として、美術評論家のロバート・ヒュームが書いた次のエピソードを紹介しましょう。
ポスト印象派の画家ポール・セザンヌの最高傑作《赤いチョッキを着た少年》は、1958年にオークション会社のサザビーズで開かれたゴールドシュミット・コレクションのセールで記録破りの高値(現在の貨幣価値で約6億5千万円)をつけました。
その購入者が、アメリカの資産家で大コレクターのポール・メロンだったことが後に明らかになりました。
支払った額があまりにも高額過ぎたのではないかというメディアからの質問に対する彼の答えは確信に満ちたものでした。
「このように、絵の前に立つことができるのだとしたら、お金がなんだっていうのです?」
芸術を愛する人にとって、自分の好きな作品を所有できる喜びはお金では測れないものです。
お金持ちだから芸術作品を手に入れられるのではなく、どうしても芸術作品を手に入れたいからお金持ちになったと言うこともできるでしょう。

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2、 社会的地位やステータスの象徴

アートは単に美しく感動的なだけではありません。
アート作品は所有者の富や成功、教養や趣味を他者に示すことができる威信財や権威財の役目もはたします。
高額なアート作品を所有することは、自分の社会的地位やステータスを高めることにつながるのです。
そこで富裕層は、自分のプライドや優越感を満たすために、有名なアーティストの作品や入手困難な作品を購入することがあります。
また、アート作品を通じて他の富裕層との交流や競争を楽しむこともあります。
翠波画廊では1千万円以上の高額な作品も販売しています。
高額作品をお求めになられるお客様は、かねてから欲しいと思っていた画家の作品に巡り合って購入できたことを非常に喜んだり、良い買い物ができたと感謝したりしてくれます。
社会的評価の定まった有名アーティストの作品は価格が高いだけでなく入手が難しいことが多く、そのような入手の難しい作品を所有することで得られる優越感に浸るというのは誰でもできることではないのです。
そのような優れた芸術家の作品を所有することは、卑俗な現実の営みから解放され、特別な権利を与えられたのだという自尊心を満たしてくれるものなのです。

3、 資産として所有

アート作品は値上がりによって高いリターンをもたらすことがあります。
短期投資としてはお勧めできませんが、美術館に収蔵され世界的に価値の定まった20世紀巨匠の作品などは、時間とともに価値が上昇する傾向にあります。
富裕層はアートを資産の一部として保有することで、資産価値を保全します。
また、アート作品には税制上の優遇措置があり、相続対策としても有効です。
たとえば、日本では特定美術品を美術館などに寄託することで、相続税の納税猶予を受けられる制度があります。
アート作品は株や不動産と違って流動性が低く、売却時に手数料や税金がかかります。
その代わり、長期的にはアート作品は安定した資産形成に役立つ可能性があります。
また、アート作品は金融市場の動向に左右されず、インフレーションや経済危機にも耐えうる資産です。
富裕層はアート作品を賢く活用することで自分の資産を守り増やしています。


上記のような理由から、いま、歴史に名を残す巨匠の名画を資産として購入される方が増えています。
より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
資産として絵画を購入する理由って?>>

4、 文化的な支援

駆け出しのアーティストを支援する目的で富裕層が作品を購入することがあります。
購入理由は人それぞれですが、功成り名を遂げた富裕層は、夢と情熱を持って社会に挑戦しているアーティストを、まるで若い頃の自分を見ているようだと応援したくなる気持ちを持つことが多いようです。
また、教養に関心の高い富裕層は芸術や文化に対する情熱を持っていて、アート市場を通じて芸術家や文化活動を支援することで文化の維持や発展に貢献したいとも考えています。
そのような富裕層のコレクターが晩年に考えるのは、自分のコレクションをもとにした美術館の設立です。
大原美術館をはじめ、日本の私立美術館のほとんどは、一人の富裕層のコレクションから始まったものです。
国立西洋美術館も、川崎造船所社長であった松方幸次郎のコレクションをもとに創設されました。
海外にもグッゲンハイム美術館やJ・ポール・ゲティ美術館など、富裕層が設立した有名美術館が数多く存在しています。


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