モーリス・ユトリロ 作品販売|油絵・版画
翠波画廊では、モーリス・ユトリロの油絵・グワッシュ・版画作品を販売しています。 モンマルトルをはじめ、サクレ・クール寺院、ラパン・アジル、ムーラン・ド・ラ・ギャレットなど、パリの街並みを描いた作品をご紹介しています。
一点物の油彩・グワッシュから、リトグラフやポショワールなどの版画作品まで取り扱い、価格、制作年代、技法、鑑定書、カタログ・レゾネ、来歴、保存状態などを確認したうえでご案内しています。
モーリス・ユトリロの作品一覧
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ユトリロの価格帯と選び方

特にユトリロの場合は、どの時代に制作された作品なのかが価格を考えるうえで重要なポイントとなります。
・リトグラフ・版画作品
ユトリロの版画には、モンマルトルの街並み、サクレ・クール寺院、ムーラン・ド・ラ・ギャレットなど、作家を代表するパリの風景を描いた作品が数多くあります。
直筆サイン入りのオリジナル版画では、作品の内容や限定部数、保存状態などによって異なりますが、70万円程から150万円程度が一つの目安です。
また、「モンマルトル・ベキュ(Vécu de Montmartre)」や「生涯と伝説」といった挿画本に収録されているリトグラフやポショワールなどの版画作品は、20万円前後から購入できる作品もあり、初めてユトリロ作品を所有される方にも選びやすい価格帯があります。

グワッシュや水彩など、ユトリロが直接描いた一点物の作品は、版画に比べて希少性が高くなります。
サイズ、制作年代、モチーフなどによって異なりますが、数百万円台からが一つの目安となり、重要な作品ではさらに高額になります。
・油彩作品
ユトリロの油彩作品は、制作年代、サイズ、描かれた場所、作品の質によって価格差が非常に大きくなります。
一般的には2000万円前後から5000万円規模の作品が多く、重要な作品ではさらに高額になる場合があります。
なかでも、1910~1914年頃の「白の時代」に制作された優れた作品は、ユトリロ芸術を代表するものとして国際的にも高く評価されています。
同じモンマルトルを描いた作品でも価格は大きく異なりますので、「ユトリロならいくら」と考えるのではなく、制作年代、作品内容、技法、来歴、保存状態などを一作品ずつ確認することが大切です。
ご予算をお伝えいただければ、現在販売中のユトリロ作品からご希望に合うものをご提案いたします。
ユトリロ作品の購入のポイント
1.制作年代を確認する
ユトリロ作品を考えるうえで、制作年代は非常に重要です。 特に1910~1914年頃の「白の時代」は、白い壁や石造りの建物を独特の厚いマチエールで描いたユトリロを代表する時期として知られています。 その後は色彩が豊かになり、一般に「色彩の時代」と呼ばれる作品群へ移っていきます。 同じパリ風景でも、どの時期に描かれたのかによって作品の表情や評価は大きく異なります。
2.モチーフ・描かれた場所から選ぶ
ユトリロは、モンマルトルを中心にパリとその周辺の街並みを繰り返し描きました。 サクレ・クール寺院、ラパン・アジル、ムーラン・ド・ラ・ギャレット、石畳の坂道、古い教会や街角などは、ユトリロらしさを楽しめる代表的なモチーフです。 まずは、ご自身が「このパリを飾りたい」と感じる風景から選ぶのもおすすめです。
3.油彩・グワッシュ・版画の違いを見る
油彩やグワッシュは一点物で、ユトリロ自身の筆致や絵具の質感を直接楽しむことができます。 特に「白の時代」と呼ばれる時代に制作された作品は、白い建物や教会など、白を際立たせるために建物の漆喰を絵具に混ぜていたともいわれています。
独特のマチエールによって生み出された重厚な質感は、ユトリロの肉筆作品の大きな魅力です。
一方、リトグラフなどの版画には、ユトリロを代表するパリ風景を比較的購入しやすい価格で楽しめる作品があります。 肉筆作品ならではの希少性や存在感を求める方、ユトリロを代表する風景を身近に愉しみたい方など、それぞれの魅力に合わせて作品をお選びいただけます。
著名作家の肉筆作品を購入するときには、作品そのものだけでなく、鑑定書、カタログ・レゾネへの掲載、来歴などを確認することが重要です。 ユトリロ作品には、専門委員会による鑑定やカタログ・レゾネがあり、作品を確認する重要な資料となっています。
5.保存状態を見る
油彩では絵具やキャンバス・板の状態、グワッシュや版画では紙のシミ、ヤケ、退色、折れなどを確認します。 古い作品の場合、多少の経年変化があること自体は珍しくありません。その年代の作品としてどの程度良好な状態なのかを見ることが大切です。
ユトリロ作品の真贋と保証について

現在、ユトリロの肉筆作品については、フランスの「コミテ・ユトリロ-ヴァラドン」が作品の鑑定を行っています。翠波画廊では、油彩やグワッシュなどの肉筆作品について、正式な鑑定書が付属した作品のみを取り扱っています。
また翠波画廊では、「コミテ・ユトリロ-ヴァラドン」のエレーヌ・ブルノー氏とも長年にわたり交流を重ねており、作品に関する確認が必要な際にも相談できる体制を整えています。
ユトリロの版画作品についても、サイン、限定部数、制作背景、出版情報、カタログ資料などを確認したうえで取り扱っています。
翠波画廊では、真作と判断したユトリロ作品のみを販売し、ご購入前にその作品について確認できる資料等をご説明いたします。
ご購入に安心の3つの保証
保証1
真贋には細心の注意を、真作保証
取り扱う作品は真作と判断した
本物の作品だけをご案内しております
保証2
ご購入後30日以内の返品保証
部屋に飾って合わない場合、
ご購入後30日以内でしたら返品を承ります
ユトリロ作品でよくあるご質問
「白の時代」とは何ですか?
1910~1914年頃に、白い壁や教会、石造りの街並みを独特の厚いマチエールで描いた時期を指します。ユトリロを代表する時代として高く評価されています。
ユトリロの代表的なモチーフは何ですか?
モンマルトルを中心としたパリの街並みです。サクレ・クール寺院、ラパン・アジル、ムーラン・ド・ラ・ギャレット、教会、石畳の坂道などを繰り返し描いています。
ユトリロの油彩とグワッシュは何が違いますか?
油彩は油絵具を使って描かれ、厚みやマチエールを楽しめます。グワッシュは不透明水彩による作品で、紙などに描かれることが多く、いずれもユトリロが直接描いた一点物です。
ユトリロの肉筆作品には鑑定書が付きますか?
翠波画廊では、油彩やグワッシュなどの肉筆作品について、正式な鑑定書を付けたた作品を取り扱っています。
現在ユトリロ作品を鑑定している機関はありますか?
はい。フランスのComité Utrillo-Valadon(コミテ・ユトリロ-ヴァラドン)が現在も作品の鑑定を行っています。
ユトリロの版画にも価値がありますか?
はい。特にモンマルトルやパリの街並みを描いたオリジナル版画や、状態の良い作品は現在もコレクターから人気があります。肉筆作品より購入しやすい価格帯も魅力です。
サインのないユトリロの版画でも本物の場合がありますか?
はい。挿画本に収録された作品など、もともと直筆サインを前提としていない真正な作品もあります。制作背景や作品情報を確認することが重要です。
【ユトリロ 関連コラム】
ユトリロ略歴
| 1883年 | 12月26日、マリー=クレマンティーヌ・ヴァラドン(シュザンヌ)の息子としてパリ18区ポトー通り8番地で生まれる。 |
|---|---|
| 1898年 | コレージュ・ロランに入学するが、中退、職を転々とする。 |
| 1904年 | アルコール中毒のため、パリのサン=タンヌ病院に入院する。4ヶ月後、モンマニイの家に移り、最初はデッサン、その後本格的に絵を描き始める。 |
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1904-08年 モンマニ―時代 |
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| 1905年 | 特にモンマニーとパリのセーヌ河岸を描く。 |
| 1908年 |
印象派(シスレー、ピサロ)の影響を受け、糊や砂とともに石灰石やセメントを黒、ジンクホワイト、イエローオーカー、ウルトラマリン、マッダレーキといった限られた絵の具に混ぜてマチエールを創る。 |
| 1909年 |
作品が初めて画商のルイ・リボードに売れる。 |
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1910-14年 白の時代 |
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| 1910年 | カッペルレ兄弟とポール・ガリマールがユトリロの作品を複数買う。 |
| 1914年 |
3月2日、ホテル・ドルオーでの競売会「熊の皮」で、ユトリロの作品が初めて高値で売れる。パリのモン=スニ通り33番地でカフェを経営していたゲイ親父の所に泊まり数週間で数点の傑作を制作。「白の時代」の絶頂期。 |
| 1919年 |
ユトリロの重要な作品による展覧会がパリのルプートル画廊で開かれる。 |
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1920-55年 色彩の時代 |
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| 1921年 |
サンテ刑務所に未決勾留される。モンマルトルの丘への立ち入りを禁じられ、家族は彼をボージョレーに連れていく。葡萄園主の家でアルコール中毒の治療。フランシス・カルコが、ヌーベル・フランセーズ社から27点の絵とデッサンの図版が入ったユトリロについての研究書を出版する。 |
| 1922年 |
「色彩の時代」の入り口にあって、奥行きのあるハイパーリアリズムを試み始める。今までで最も強い線が、懸命に自分を奮い立たせよう、構築しようとするユトリロの衰えつつある気持ちを暗示している。 |
| 1925年 |
セルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団のために舞台装飾をする。 |
| 1928年 |
8月1日、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章と教育功労章を授与される。 |
| 1935年 |
4月8日、リュシー・ポーヴェルと結婚式をあげる。 |
| 1938年 |
4月7日、シュザンヌ・ヴァラドンが死去する。 |
| 1955年 |
10月17日、パリ市から金メダルを授与される。テルトル広場で、サシャ・ギトリィ監督の映画「もしパリが私に物語っていたなら」に出演する。 11月5日、モーリス・ユトリロはダックス(ラーンド県)で死去する。
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