ヴラマンク 作品販売|油彩・風景画・版画・価格
翠波画廊では、モーリス・ド・ヴラマンク(Maurice de Vlaminck)の作品を販売しています。
村の道、田園、雪景色、家並み、花などを描いた油彩作品を中心に、リトグラフや銅版画などのオリジナル版画も取り扱っています。
ヴラマンク作品を購入する際には、図柄だけでなく、制作年代、技法、サイズ、サイン、来歴、カタログ・レゾネへの掲載、鑑定資料、保存状態などを確認することが重要です。
翠波画廊では作品ごとの情報を確認したうえで販売し、東京・銀座店、大阪・梅田店で実物をご覧いただけます。
モーリス・ド・ヴラマンクの作品一覧
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ヴラマンクの価格帯と選び方

特にヴラマンクは、生涯を通して画風が大きく変化した画家です。そのため「ヴラマンクの油彩だから同じような価格」という見方ではなく、制作年代・モチーフ・作品の質を一作品ずつ確認することが大切です。
・油彩作品
ヴラマンクの中心となるのは油彩作品です。
1900年代前半のフォーヴィスム期には、赤、青、黄、緑などを大胆に使い、力強い筆触によって風景を描きました。Met所蔵の1905年《Sunlight on Water》や1906年《Boats on the Seine at Chatou》にも、強い色彩と激しい筆触という特徴が明確に現れています。
その後は次第に色調が落ち着き、村、田舎道、家並み、雪景色などを、重厚な色彩と力強い筆致で描くようになります。
油彩作品を比較するときには、制作年代、サイズ、モチーフ、作品の完成度、サイン、来歴、鑑定資料、カタログ掲載、修復歴、保存状態を確認します。
・村の道・田園風景
日本で流通するヴラマンク作品の中でも、特に馴染み深いのが村へ続く道、田園、家並み、雪景色です。価格的には1000万円〜となります。
一本の道が画面の奥へと続き、その両側に家や木々が並ぶ構図は、ヴラマンクを象徴する作品群の一つです。
翠波画廊でも現在、「村の道」の油彩を販売しており、過去にも雪景色や田舎の家を描いた作品を扱っています。
・花・静物
ヴラマンクには花瓶の花や静物を描いた作品もあります。
風景画とは異なりますが、厚く置かれた絵具、強い筆の動き、暗い背景から浮かび上がる花など、ヴラマンクらしい力強さを楽しめます。
・リトグラフ・銅版画
油彩以外に、リトグラフ、銅版画などの版画作品があります。
National Gallery of ArtやMoMAにも、ヴラマンクのリトグラフ、エッチングなどが所蔵されています。
版画は油彩より購入しやすい作品(7万円程〜)もありますが、技法、エディション、サイン、版元、カタログ掲載、保存状態を確認することが重要です。
ヴラマンク作品の購入ポイント
1.制作年代を見る
大きく考えると、
・1900年代前半:フォーヴィスム期
・1908年頃以降:セザンヌの影響を受けた時期
・その後:田園・村・雪景色など独自の風景画
という変化があります。
フォーヴィスム期については、Wildenstein Instituteによる批判的カタログでも1900~1907年を一つの時代としてまとめています。
したがって、単に「ヴラマンクの作品」というだけではなく、いつ頃のヴラマンクなのかを確認することが大切です。
2.油彩・版画など技法を確認する
「ヴラマンクの絵」と表示されていても、油彩、リトグラフ、エッチング・銅版画、ヘリオグラビュール、その他の印刷物などがあります。
油彩とオリジナル版画、後年の複製印刷では意味が異なるため、技法を確認しましょう。
3.カタログ・レゾネ、研究資料を確認する
ヴラマンクには作品研究のための資料があります。
フォーヴィスム期の絵画と陶器については、Maïthé Vallès-BledとWildenstein Instituteによる批判的カタログが刊行されています。また版画についてはK. von Walterskirchenによる版画作品のカタログ・レゾネがあります。
ただし、ヴラマンクの全生涯の全作品が一冊のカタログで完全に網羅されているわけではありません。
そのため作品によって、カタログ掲載、鑑定書、来歴、旧所蔵者、展覧会歴などを組み合わせて確認します。
油彩作品では、作品がこれまでどこで扱われてきたかという来歴(プロヴェナンス)も重要です。
旧コレクション、画廊、オークション、展覧会歴などが確認できる場合は、作品情報と合わせて見ます。
5.保存状態を確認する
油彩では、亀裂、絵具の剥離、加筆、洗浄、裏打ち、キャンバスの傷み、修復歴などを確認します。
ヴラマンクは厚く力強く絵具を置いた作品も多いため、表面状態の確認は重要です。
ヴラマンク作品の真贋と保証について

作品によって、制作年代、画材、筆致、サイン、作品裏面、来歴、展覧会歴、カタログ掲載、鑑定資料、保存・修復状態などを総合的に確認する必要があります。
ヴラマンクのフォーヴィスム期については作品研究をまとめた批判的カタログがあり、美術館所蔵作品にもカタログ番号が示されている例があります。
版画についても、既刊の版画カタログを参照し、作品名、技法、サイズ、版元、サインなどを確認します。
翠波画廊では、作品ごとの資料を確認したうえで、真作と判断した作品を真作保証付きで販売しています。
ご購入に安心の3つの保証
保証1
真贋には細心の注意を、真作保証
取り扱う作品は真作と判断した
本物の作品だけをご案内しております
保証2
ご購入後30日以内の返品保証
部屋に飾って合わない場合、
ご購入後30日以内でしたら返品を承ります
ヴラマンク作品でよくあるご質問
ヴラマンクの油彩で代表的なモチーフは何ですか?
田園風景、村の道、家並み、雪景色、川辺、花、静物などがあります。特に村へ続く道や田舎の風景は、ヴラマンクを代表するモチーフとして親しまれています。
フォーヴィスム期と後年の作品は何が違いますか?
1900年代前半の作品には鮮烈な原色と大胆な筆触が目立ちます。その後は色調が落ち着き、村や田園、雪景色などを重厚な色彩で描くようになります。
ヴラマンクにはカタログ・レゾネがありますか?
版画についてはK. von Walterskirchenによるカタログ・レゾネがあります。また、フォーヴィスム期の絵画・陶器についてはWildenstein Instituteによる批判的カタログが刊行されています。ただし、生涯の全作品を一冊ですべて網羅するという意味での完全なカタログとは分けて考える必要があります。
ヴラマンクの版画も購入できますか?
はい。リトグラフ、銅版画などがあります。油彩とは異なり、技法、サイン、エディション、版元、カタログ掲載、保存状態などを確認して選びます。
遠方からでも購入できますか?
はい。作品の詳細、状態、額装などをご説明したうえで、配送でのご購入にも対応しています。
【ヴラマンク 関連コラム】
ヴラマンク略歴
| 1876年 | フランスのパリの音楽教師の家庭に生まれる。独学で絵を学ぶ |
|---|---|
| 1900年 | アンドレ・ドランと出会う、昼は絵を描き、夜はヴァイオリンの演奏を行い生活 |
| 1901年 | ファン・ゴッホの回顧展に感銘を受けて画家を志す |
| 1902年 | 友人のセルナダとの共著「風に吹かれる種子」を発表 |
| 1904年 | フォーヴのひとつのグループを形成 |
| 1905年 | マティスがドランとヴラマンクの絵を見に来て、展覧会への出品をすすめる |
| 1906年 | 前年より画壇の地位を確立したセザンヌの作品を見て強く刺激を受ける |
| 1907年 | 画商ボラールにより、最初の個展を開催。ヴラマンクにとりフォーヴィズムの総決算となる |
| 1908年 | セザンヌの影響を受け、強固な構成を試みる |
| 1912年 | 画商ボラールと契約を結ぶ |
| 1918年 | ランやマティスから離れ、フォービズムからも遠ざかる |
| 1919年 | 二度目の個展 |
| 1920年 | 作家論が出版される。写実性の強い画風に変化 |
| 1925年 | ベルネイム・ジュンで全傑作展開催 |
| 1933年 | グループ展とパレ・デ・ポーザルで回顧展 |
| 1936年 | NYカーネギー研究所での展覧会 |
| 1937年 | パリ万博で個人展 |
| 1947年 | シャトゥー派回顧展が成功。現代絵画創始者のひとりと認められる |
| 1954年 | ヴェネツッア・ビエンナーレに出品 |
| 1956年 | シャンパルティエ画廊で回顧展 |
| 1958年 | 逝去 |