画廊会員 募集中!! 絵画買取はこちら

なぜ、いまピカソなのか~美術史を変えた画家の作品を所有するということ

パブロ・ピカソは、フィンセント・ファン・ゴッホと並び、世界で最も知られている画家の一人です。
しかし一方で、「ピカソの絵はよくわからない」と感じる方が多いのも事実です。
それにもかかわらず、彼の作品は世界中の美術館に収蔵され続け、展覧会が開催されれば多くの人が訪れます。
さらに市場においても、海外のオークションで安定して高値で取引され続けています。
ここには、単なる人気では説明できない理由があります。

美術史の流れを変えた画家

《闘牛士》1959年 リノカット 50部
詳細はこちら>>

ピカソの偉業は数多く語られますが、その中でも最も重要なのは、絵画のあり方そのものを変えたことにあります。
彼が創始した「キュビズム」は、それまでの絵画の前提を根本から覆しました。
それまでの絵画は、ルネサンス期に確立された一点透視図法に基づき、対象を一つの視点から捉え、遠近法によって空間を再現するものでした。
しかし、この方法では対象のすべてを表現することはできません。
そこでキュビズムでは、対象を前・横・後ろといった複数の視点から捉え、それらを一つの画面の中に再構成します。
つまり、「見たままを描く」のではなく、「認識したものを再構成する」という発想です。
これは単なる技法の変化ではありません。
絵画の本質を「再現」から「思考」へと転換させた、美術史における大きな革命でした。

なぜピカソの価値は揺るがないのか

《花を持つ小さなピエロ》1960年頃 銅版 100部
詳細はこちら>>

この変化は、その後の美術の流れを決定づけます。
抽象表現、コンセプチュアルアート、ポップアートなど、現在「現代アート」と呼ばれるあらゆる表現は、「絵画とは何か」「表現とは何か」という問いの上に成り立っています。
そして、その問いを最初に切り開いたのがピカソです。
言い換えれば、現代のアートは、ピカソから始まっているといっても過言ではありません。

 

ピカソの作品が世界中で求められ続ける理由は、単なる人気ではありません。

・美術史において決定的な役割を持つこと
・世界中の美術館に収蔵され続けていること
・市場で継続的に取引されていること


これらが積み重なり、社会的な評価が確立されています。
その結果として、経済的価値も安定し、高い水準で維持されてきました。
ここで重要なのは順序です。
価格が高いから価値があるのではなく、価値があるから価格が高くなるのです。
この構造を最も体現している画家の一人がピカソなのです。

油彩・素描と版画という選択肢

《座るシニヨンの女性》リノカット 50部
詳細はこちら>>

現在、ピカソの油彩作品は数億〜数百億円単位、素描作品であっても数千万円という価格帯で取引されることが一般的です。
ピカソはすでに亡くなっており、新たな作品が生まれることはありません。
供給は増えず、需要は世界規模で存在し続ける、その結果として、価格は高い水準で推移しています。
また一点物の作品は、作品ごとの質の差も大きく、市場に優れた作品が出てくる機会も限られてきています。
しかし、ここで重要なのは、ピカソの作品を所有する方法が一つではないという点です。

版画という「本物への入口」

《347シリーズ BL.1676》1968年 銅版 50部
詳細はこちら>>

ピカソは、生涯にわたり数多くの版画作品を制作しました。
版画は複数制作されるものではありますが、それは単なる複製ではなく、作家自身が関与して制作された正式な作品です。
そして何より、ピカソの表現そのものを、現実的な価格で所有できるという大きな意味を持ちます。
油彩や素描が限られた人のための作品であるとすれば、版画は、より多くの人に開かれた「本物への入口」といえるでしょう。

本物を持つということ

《太陽の闘牛》1953年 セラミック 100部
詳細はこちら>>

アートは、単に鑑賞するだけのものではありません。
それを所有し、日常の中に置くことで、その価値は大きく変わります。
ピカソの作品を一枚持つということは、単に絵を所有することではなく、美術史に革命を起こした巨匠の本物を手元に置くこと
そして、多くの人の憧れる画家によって作られた作品を所有することでもあります。

なぜ、いまピカソなのか

《ゴンゴラの詩:もしも汝が望むなら》1948年 銅版 275部
詳細はこちら>>

時代が変わり、多くのアートがあふれ、価値観も多様化しています。
その中で、改めて問われているのは、「本物の価値とは何か」ということではないでしょうか。
その問いに対して、ピカソという存在は揺るぎません。
なぜなら彼の作品は、一時的な流行ではなく、美術史そのものを変え、歴史の中で確固たる位置を築いてきたものだからです。

 

今回の《パブロ・ピカソ作品展》では、その偉業を身近に感じていただける作品をご紹介いたします。
ピカソという画家の本質に触れ、しかし確かな価値を持つ作品を、この機会に本物の一枚を見つけていただければ幸いです。

 

 

翠波画廊代表 髙橋芳郎

株式会社ブリュッケ(翠波画廊)代表取締役。
美術大学卒業後、都内の画廊での修行を経て、1990年に独立。 2001年、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。
以降長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン等フランスの近代巨匠から、
ウォーホル、キース・へリング等現代アートまで幅広く扱う。

 

 

【4/23(金)から】パブロ・ピカソ作品展

名は歴史に、線は永遠にーパブロ・ピカソ作品展

 

20世紀美術に革命をもたらしたパブロ・ピカソ(1881-1973)。
キュビズムの創始者として知られる彼は、従来の遠近法に依存した絵画表現を解体し、複数の視点を同時に描くという革新的な手法によって、新たな美の概念を切り拓きました。

 

翠波画廊東京銀座店ではこのたび、”版画とセラミック”を中心としてピカソの多彩な創作の軌跡を一堂に展示および販売いたします。
時代ごとに変化し続けた表現とその本質に触れながら、ピカソ芸術の魅力をご体感ください。

 

【東京銀座店】
会期|4月23日(木)〜5月9日(土)
*版画、セラミック作品 約25点を展示予定

 

詳細はこちら>>

 

 

ピカソ作品一覧はこちら>>


登録は無料!

翠波画廊会員にぜひご登録ください>>

知ってて得するアートコラム、新入荷作品情報、お買い得の特別価格作品情報など、お役立ち情報をお届けしています。

 

【配信コンテンツ】

 

1. 役立つアートコラム(月3~4回配信)

 読むだけで最新のアートシーンや絵画の知識が身につくコラム。アート初心者からコレクターの方まで必読です。

 

2. イベント情報

 画廊でのワークショップやセミナーのご案内をいち早くお知らせ!

 

3. 展示会のご案内

 翠波画廊で開催する展覧会や、全国百貨店での作家来日展情報などをお知らせいたします。

アートコラム一覧

私たちにできること

1

絵画購入のご相談

些細なこともお気軽にご相談ください。
30日以内の返品保証など
安心のサービスをご用意

2

お部屋やご予算に合わせた
絵画のご提案

お客様のご要望をお伺いし、
1,500点以上の豊富な作品から
最適な一枚をご提案いたします。

3

絵画を使った節税対策

経費で絵をご購入の方へ、
作品のご提案から購入の流れまで
ご案内いたします。

絵画を買って節税?