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和室にも洋室にも合う!山下清のペン画を特別価格でご案内

スケール感の違う2作品をお楽しみください



山下清(1922-1971)は東京の下町、浅草に生まれ、早いうちからちぎり絵において才能を発揮した異色の作家でした。
「放浪の天才画家」「日本のゴッホ」と評されるなど画家として成功してからは、油絵やペン画にも挑戦し、新たな表現方法を獲得していきます。

このたび翠波画廊では、そうした円熟期のペン画を2点入荷いたしました。

会員様限定で、今だけの特別価格でご案内いたします!


山下清「ダリア」



技法:色ペン画、色紙

画寸:26.0×23.0cm

額寸:43.1×40.1cm

*山下清鑑定会 鑑定書付

特別価格:500,000円(税込)



「ダリア」は3本のダリアが咲くさまを描いた、山下の繊細な観察眼が光る作品です。

それぞれの花は葉や花弁の密度の違いが描き分けられ、花の傾いだ角度がそれぞれ違うことによって、その形がよく把握されていることがわかります。

また目立つのが、左のひときわ大ぶりなダリアが、赤の単色でのびのびと大胆に描かれていることです。右の2本の端正なダリアとの描きわけが巧みで、山下が慈しみをもって眺めたであろう花の生命力に溢れ、画面右上の余白との快いリズムをつくりだしています。

地面や背景を省いたミニマルな作品だからこそ、日本中の野山を歩き回り自然を愛した山下の視線を追体験し、その画面構成力を存分に堪能していただくことができます。



山下清「ベニスのゴンドラ風景」



技法:ペン画、色紙

画寸:24.3×27.3cm

額寸:42.2×45.3cm

*山下清鑑定会 鑑定書付


一方で「ベニスのゴンドラ風景」は、ベネチアの水路を行きかうゴンドラを描いたにぎやかな作品です。

山下は1961年に40日ほどのヨーロッパ旅行に出かけており、現地に取材した多数の作品を残しています。

本作においては、重厚で華麗なベネチアの建物も、山下のデフォルメによって可愛らしく軽やかに表現されています。またゴンドラ部分を点描で埋めることにより、画面の楽しく華やかな印象がより高まっているのも見逃せないポイントです。




これらのペン画の特徴として、ペンで重ねた線と余白との対比で描くため、色紙の地がよく見える優しい風合いであることが挙げられます。
またちぎり絵の技法に由来する、点描で陰影や濃淡をつける山下に特徴的な手法も、鮮やかでありながら穏やかな色味を実現しています。
こうした特徴により、山下のペン画はどのようなお部屋に飾っていただいても、印象的でありながら主張しすぎることがありません


自然や風景に真摯に向き合い制作をつづけた山下清。
その色彩の妙が光るペン画を、ぜひこの機会に翠波画廊でお求めください。




今回のご案内作品は、現在翠波画廊東京店にてご覧いただけます。
山下清のペン画作品は、現在これらの作品のみお取り扱いしております。
ぜひこの機会にご高覧下さい。


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