翠波画廊会員様限定で先行案内!
ピカソの希少な版画作品が新入荷しました!

パブロ・ピカソ(1881-1973)は、今も世界で最も著名な、芸術家の代表格だと言えるでしょう。
その凄さはなんといっても、生涯に14万点を超える作品を作り続けたエネルギーと、作風の豊かさにあります。
このたび翠波画廊で新入荷した3点の版画作品は、ピカソ芸術の表現の振れ幅を示すような、それぞれに違った魅力を持つ作品となっています。こちらのページを見ていただくことで、ピカソの作風の幅の驚くべき広さがよくわかるはずです。
今回は、新たに入荷したピカソの貴重な版画作品を
翠波画廊会員様限定で一足お先にご紹介させていただきます。
この機会にぜひご覧ください!

「赤い煙草を吸う男」
絵サイズ:41.5×31.8cm
価格:4,180,000円(税込)
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1964年ごろからピカソは、地中海沿いで静養をしながら、自画像として青と白の縞模様の服を着た人物像を多く描いており、これは自身のリラックスした姿を描いた自画像だととらえることができます。
無類の愛煙家で、制作の際も煙草を手放さなかったと言われるピカソですが、80代に入ると健康のために禁煙を始めたとされています。いずれは吸うことができなくなる煙草への哀惜を込めたかのような、ユーモラスな自画像としての面白さがある作品です。

「花を持つ小さなピエロ」
絵サイズ:57x44.5cm
価格:2,640,000円(税込)
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「花を持つ小さなピエロ」は、ピカソの息子、パウロをモデルにしていると言われています。
パントマイム劇においておどけた役回りをする道化であるピエロですが、本作品では、花束を持つピエロが穏やかな筆致と親しみのある表現で描かれています。そのため、ピカソが息子パウロに見ていたであろう純真さやいじらしさが存分に伝わる、温かみのある作品となっているのです。タイトルに「小さな」ピエロ、と付けたのも、そうした気持ちの表れかもしれません。
息子への個人的で温かな愛情を、ピエロに扮した衣装に包んで表現したピカソ。「偉大な芸術家」や「キュビズムの鬼才」とはまた違った、作家の柔らかな一面が垣間見える作品です。

「バテシバ」絵サイズ:26×37cm
価格:2,970,000円(税込)
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「バテシバ」は、旧約聖書において、人妻でありながらダビデ王に見初められ、のちにダビデの子、ソロモン王を産むこととなる女性です。
この聖書の一節は愛憎渦巻くエピソードに彩られており、愛に包まれたドラマチックな生涯を送ったピカソらしいチョイスだと言えるでしょう。
本作の構図はレンブラント「ダビデ王の手紙を手にしたバテシバの水浴」(キャンバス・油彩 1654年 ルーブル美術館所蔵)から取材したことが明らかですが、人物描写や明快な色使いにピカソのオリジナリティがあふれています。
聖書のエピソードとレンブラントの傑作をヒントに、ピカソなりの激しい愛のかたちを示したのが本作品なのです。
この度翠波画廊で新入荷した3作品は、制作の相棒であった煙草への惜別、ドラマチックに激しく渦巻く愛情、温かに家族を包むような愛情といった、ピカソ芸術の表現の豊かさがよくわかるものとなっています。
いずれも貴重な作品で、次回ご案内できるかは未定となっておりますので、ぜひこの機会にお問合せください。
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