絵画の選び方|初心者でも部屋に合う一枚を見つける方法
最初から作家名や美術史に詳しくなくても問題ありません。飾りたいお部屋の写真、壁の寸法、おおよそのご予算があれば、候補作品を具体的に絞ることができます。
翠波画廊のホームページでは、モチーフや金額、サイズ、技法などで絞って検索していただけます。ぜひ下記より作品をお探しください。
絵画選びで最も大切なこと

知名度や価格はあくまで一つの要素に過ぎません。
それ以上に重要なのは、「この作品を自分の空間に迎えたいと思えるかどうか」です。
絵画は毎日目にするものだからこそ、理屈ではなく、直感的な心地よさが大きな意味を持ちます。
失敗しにくい絵画の選び方6つの基準

最初から一作品に決める必要はありません。まずは作家、価格、技法を細かく限定せず、気になる作品を3~5点ほど選んでください。
「明るい色の作品に惹かれる」「人物より風景が好き」「油彩の質感が好き」など、ご自身の好みが見えやすくなります。
2.同じ作品でも、玄関、リビング、寝室、書斎では見え方が異なります。
まずは、 • 家族が集まる場所に飾りたい
• お客様を迎える空間に飾りたい
• 自分だけが楽しむ作品が欲しい
• 部屋を明るい印象にしたい
• 空間の主役になる作品が欲しい
など、飾る目的を整理してください。
3.作品サイズではなく「額装サイズ」を確認する
絵画を選ぶときに見落としやすいのが、作品本体と額装後のサイズの違いです。 作品サイズが小さくても、マットや額を含めると外寸が大きくなることがあります。壁に収まるかどうかは、必ず額装後の縦幅、横幅、厚みで確認してください。

家具や壁の色と近い作品を選ぶと、空間に自然になじみやすくなります。一方、あえて異なる色を取り入れると、作品が空間のアクセントになります。
絵画と家具の色を完全に合わせる必要はありません。
• 空間に自然になじませたい
• 一枚を空間の主役にしたい
• 明るい印象を加えたい
• 静かで落ち着いた印象にしたい
のどれを希望するかで選び方が変わります。
5.技法と予算を確認する
絵画には、油彩、水彩、アクリル、素描、版画、ミクストメディアなど、さまざまな技法があります。
一点ものの存在感を重視する場合は原画、著名作家の作品を幅広い価格帯から探したい場合は版画という選択肢があります。
技法だけで作品の優劣が決まるわけではありません。質感、希少性、サイズ、予算、飾る場所を含めて検討してください。
6.作品情報と購入条件を確認する
購入前には、作品の見た目だけでなく、次の情報も確認してください。
• 作家名と作品名
• 制作年
• 技法
• 作品サイズと額装後サイズ
• サインの有無
• 版画の場合はエディション
• 作品と額の状態
• 証明書や来歴
• 真作保証
• 返品条件
• 配送、保険、額装の条件
特に高額な作品では、作品区分、状態、証明書、販売店の保証内容まで確認することが大切です。
部屋別・絵画の選び方
玄関にお勧めの一枚

玄関はお客様を最初にお迎えするその家の顔です。またご家族のみなさんが毎日元気に出かけていく場所、帰ってきてほっとする場所でもあります。
ご自宅の第一印象を決める重要な空間ですので、スペースにあわせて、お客様との話題がはずみそうなモチーフの作品やお気に入りの有名作家の小品を飾るのもよいですし、元気が出そうな明るい色調の花や果物の絵、あるいは風景の絵なども良いでしょう。
リビングにお勧めの一枚

リビングはご家族のくつろぎの場であり、またお客様をお通しする、お家の中心となる場所です。ぜひ、コレクションの主役となる作品をかけてみてください。広い空間には大きな画面の作品が映えます。すっきりとした版画作品もよいですし、重厚感のある油彩画も、それぞれに異なる空間のイメージを作り出します。あるいは、中程度のサイズの作品を2、3点組み合わせて飾ることもできます。目に付きやすく長い時間を過ごす場にこそ、本物の絵画を飾りたいものです。
寝室にお勧めの一枚

寝室はプライベートな場所であり、日々の英気を養う大切な休息の場ですね。毎朝目覚めたときにまず目にするのがお気に入りの絵であれば、一日を気持ちよくスタートすることが出来ます。風景画や花などの静物画は心を落ち着かせますし、趣味性の高いご自身だけの宝物の作品を飾る、という楽しみ方もあります。
和室にお勧めの一枚

昔から日本人のそばに寄り添ってきた和室は、心をほっと和ませる空間です。和室では落ち着いて物事を考えたり、趣味などに興じたりする方も多いのではないでしょうか。そのような生活の一部としての和室には、日本人作家による桜や森など自然を描いた作品を一枚飾られると、心地よさや凛とした気品が加わります。
子供部屋にお勧めの一枚

幼い頃から絵に親しんで育った子供は、成長するにつれて感受性が強く、想像力が豊かになるといいます。絵によって楽しい気分で遊んだり勉強したりすることはもちろん、お子様が絵に興味を持たれるような明るい色彩の絵や、物語性のある絵など、親子で会話を楽しむことができる作品がお勧めです。
絵画のサイズはどのように決める?
まず、次の寸法を測ってください。
1. 飾る壁の横幅と高さ
2. ソファ、棚、サイドボードなど家具の横幅
3. 家具上部から天井までの高さ
4. 作品を見る位置から壁までの距離
5. 玄関、廊下、階段など搬入経路
そのうえで、候補作品の額装後サイズを、マスキングテープや紙で壁に再現してみてください。
実物大に近い大きさを壁に示すことで、
• 大き過ぎないか
• 小さく見え過ぎないか
• 家具との間隔が窮屈ではないか
• 目線の位置が適切か
を判断しやすくなります。
絵画の飾り方
インテリアと同じ色の絵を選ぶべき?

空間になじませる
カーテン、クッション、家具などに使われている色と近い色を作品の中から選ぶと、空間にまとまりが生まれやすくなります。
空間のアクセントにする
白やベージュ、グレーなどでまとめた室内に、赤、青、黄色など印象的な色の作品を加えると、絵画を空間の主役にできます。
家具と一致するかだけでなく、部屋をどのような印象にしたいかから考えてください。
原画と版画、どちらを選べばよい?

一方、リトグラフやシルクスクリーンなどの版画には、著名作家の作品を比較しやすい価格帯から探せるものや、飾りやすいサイズの作品が多くあります。
版画を選ぶ際には、技法だけでなく、
• オリジナル版画か複製作品か
• エディション
• サイン
• 制作年
• カタログレゾネへの掲載や証明書
をご確認ください。
油絵・油彩販売
版画・リトグラフ販売
水彩画販売
現代アート販売
絵画を価格だけで選ばない

反対に、有名作家や高額作品だからという理由だけで選ぶこともおすすめしません。
作品価格に加えて、次の費用や条件も確認してください。
• 額装
• 配送や保険
• 設置
• アフターサービス
初めて購入する場合は、無理のない予算の中から、毎日見たいと思える作品を選ぶことが基本です。
価格帯、購入先、真贋、保証、購入手順については「初めての絵画購入ガイド」で詳しく説明します。
初めての絵画購入ガイド
絵画選びでよくある失敗
紙やキャンバスのサイズではなく、額を含めた外寸で判断してください。
有名作家という理由だけで選ぶ
知名度は選定要素の一つですが、日常的に見たいと思えるか、飾る空間に合うかも確認してください。
壁や家具の寸法を測らずに購入する
購入前に壁の写真と寸法を用意し、額装後サイズを壁面上で再現してください。
光、湿気、空調を確認していない
直射日光、強い照明、湿気、エアコンの風が直接当たる場所は避ける必要があります。
真贋や状態を確認しない
作家、技法、サイン、エディション、作品状態、証明書、販売店の保証を確認してください。
将来の値上がりだけを期待して選ぶ
美術品の価格は上がる場合も下がる場合もあります。将来価格を保証することはできないため、作品そのものを長く楽しめるかを大切にしてください。
実際に作品を見て選びませんか?

画面上では伝わりきらない質感や空気感も魅力の一つです。
翠波画廊では、油彩、水彩、素描、版画まで常時1000点を超える作品をご紹介しております。
絵画購入が初めての方はもちろん、どのような絵を選んだら良いのだろうなど、お客様の疑問や不安などを懇切丁寧に解消し、安心してお買い求めいただけるよう経験豊富なスタッフが精一杯お手伝いさせていただきます。
ぜひ作品一覧からお好みの絵画を見つけてください。
作品を探す
絵画の選び方についてよくある質問

A.まず、好きだと感じる作品をいくつか選び、飾る場所、額装後のサイズ、予算を確認してください。作家名や美術史に詳しくなくても問題ありません。
Q.絵画は家具と同じ色に合わせるべきですか?
A.必ずしも同じ色にする必要はありません。空間になじませる場合は家具に近い色を、作品を主役にする場合は異なる色を選ぶ方法があります。
Q.リビングには大きな絵を選ぶべきですか?
A.広い壁には大きな作品が映える場合がありますが、壁、家具、見る距離によって適切なサイズは変わります。額装後の外寸を壁面上で再現して確認してください。
Q.玄関にはどのような絵が合いますか?
A.明るい色の作品、花、風景、動物など、短時間でも印象が伝わりやすい作品が選択肢になります。ご自身の好きな作家の小品を飾る方法もあります。
Q.原画と版画では、どちらが初心者向きですか?
A.一点ものを重視する場合は原画、作品数や価格帯の選択肢を広げたい場合は版画が選択肢になります。どちらが初心者向きと一概に決まるものではありません。
Q.絵画はオンラインだけで選べますか?
A.詳細画像、額装後サイズ、技法、状態などを確認できれば、オンラインでも検討できます。ただし、色彩、質感、存在感は実物で印象が変わることがあるため、高額作品では実物確認もおすすめします。
Q.お部屋に合う作品を提案してもらえますか?
A.お部屋の写真、壁の寸法、ご予算、好きな色やモチーフをお知らせいただくことで、条件に合う候補作品をご案内できます。