美術品としての版画
画家によって作られた版画は美術品
有名画家の版画と言ってもその画家によって作られたオリジナル版画と画家の絵を再現しただけの複製版画と言うことで大きく2種類に分類できます。
▲パブロ・ピカソ「アルジェの女(バージョン0)」1955年 油彩
オリジナル版画は画家の作った本物の版画で、原画が高値で取引される有名画家の場合は版画も当然市場性があります。
2015年の春のオークションで、ピカソの油彩「アルジェの女たち(バージョン0)」が日本円にして215億円で落札されオークションレコードを記録し世界中で話題になりましたが、ピカソの油彩はたとえ小品であっても億単位でなければ購入できません。
また、シャガールの場合も3000万円程では油彩は当然、グワッシュの作品でさえ良質の作品は買えないのが現状です。もうこうなると個人の気軽な買い物というわけにはいきません。
入門編はラージエディション?
▲アンリ・マティス「王の悲しみ」1958年(リトグラフ・ラージエディション)
しかし、ピカソやシャガールなどの歴史に名を残す巨匠の作品でも版画であれば数十万から数百万円でご購入いただけます。「版画の値段」でも書いたように版画は刷られた限定数に反比例する形で価格が決まります。制作刷り部数が少ない作品は高額になりますが、大部数刷り(ラージエディション)の版画であれば数十万円でお求めいただけるオリジナル版画もあります。
手頃なオリジナル版画といえども画家が生きていた時代に画家自身によって制作された貴重な美術品です。まずは入門編としてラージエディションのオリジナル版画を部屋に飾ってみるというのもお勧めです。
また、翠波画廊ではお求めいただいた作品を下取りしてさらに高額の作品へとコレクションを充実していただくための下取りサービスもしております。
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