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【東京店】世界を揺るがす現代アート展

この度、翠波画廊は新たなステージに向け、移転することとなりました。
多くの方にアートを届けるため、新たなギャラリーでの挑戦を始めます。


移転オープンを記念して、日頃よりご愛顧いただいておりますお客様へ感謝を込めて、二期連続で、特別企画展を開催いたします。

第二期となる本企画展では、世界の現代アートシーンに激震をもたらした作家たち—ウォーホルバスキア草間彌生名和晃平らの作品を集めた特別展を開催いたします。

大量消費社会を映し出すウォーホル、都市の怒りと詩を描いたバスキア、反復と幻想の宇宙を展開する草間、知覚の境界を問いかける名和。

それぞれの表現は、今なお私たちの価値観に揺さぶりを与え、視覚と感情に新たな地平をもたらします。
版画やシルクスクリーン、立体作品など、多彩な手法による名作の数々を展示販売いたします。

本展では、本ページでご紹介した作品以外にも、数多くの珠玉の名作を取り揃えております。ぜひ会場にて、作品と向き合うひとときをお楽しみください。


「ポップアートの巨匠」 ウォーホル

ウォーホル「キャンベル・スープ I 48」 
1968年 シルクスクリーン 250部
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アンディ・ウォーホル(1928–1987)は、20世紀後半のアート界を根底から揺るがした、ポップアートの旗手です。

1950年代には商業イラストレーターとして成功し、その後、広告や大量消費文化を題材に独自の美術表現を切り拓きました。

彼の代表作《キャンベルスープ缶》シリーズに象徴されるように、ウォーホルは日用品やセレブリティをシルクスクリーン技法で反復的に描くことで、「大量生産」と「個人の肖像」という矛盾を視覚化しました。
それは、消費社会・マスメディア時代における美と価値の在り方を鋭く問うものであり、従来の美術概念に挑戦するものでした。

ウォーホルの作品には、軽やかさと同時に不穏な静けさが共存しています。

大量の情報とイメージに囲まれた現代社会の空虚さを写し取りつつ、それをあえて美の対象として提示した彼の眼差しは、今なお鋭く、現代アートの原点として多くの作家に影響を与え続けています。

ストリートが生んだ、アートの閃光 バスキア

ジャン=ミシェル・バスキア(1960–1988)は、ニューヨーク出身のアーティストで、ストリートアートから現代美術の頂点へと駆け上がった異才です。

黒人文化、ジャズ、詩、歴史、社会的メッセージを織り交ぜた独特の表現は、1980年代のアートシーンに衝撃を与えました。
アンディ・ウォーホルにその才能を見出された若き異才としてその名を知られています。

落書きのような線、記号や言葉を織り交ぜた構図、激しい色彩と即興性——バスキアの作品には都市の鼓動と生の切実さが刻まれています。

その一枚一枚に宿るエネルギーはまさに“描かれた叫び”ともいえる力を放ちます。

短くも濃密な創作人生を駆け抜けたバスキアの作品は、今なお現代社会の矛盾と人間の本質を浮かび上がらせ、世界中の人々に問いを投げかけ続けています。

シャガール「Figure Portrait 3」 
1982/2023年 シルクスクリーン 85部
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世界で名を馳せる「水玉の女王」 草間彌生

草間彌生「宇宙や人類の生命のありか」 
2015年 木版 120部
詳しくはこち

草間彌生(1929–)は、前衛芸術の先駆者として世界的に高い評価を受ける日本人アーティストです。

幼少期から幻視や強迫観念に悩まされ、それを形にすることが創作の原点となりました。
水玉」「網目」「反復」といったモチーフを通じて、個と宇宙、自己と他者、内と外の境界を問い続けています。

ニューヨークを拠点に活動した1960年代には、ハプニングやソフトスカルプチャーで注目を集め、草間独自の美学が確立されました。
現在も制作を続け、絵画、彫刻、インスタレーション、そして版画作品など多様なメディアでその世界観を展開しています。

また、日本人で最も高額取引をされる画家の1人でもあり、現在は京セラ美術館で大規模展示が開催中で、今ますますの注目を集めています。

本展では、反復のリズムと無限性を感じさせる草間の版画作品を中心にご紹介します。
精神と身体を越えた、草間彌生の宇宙をどうぞご体感ください。


唯一無二の知覚に迫る立体表現 名和晃平

名和晃平(1975–)は、彫刻を軸にデジタル技術や感覚知を横断しながら、物質とイメージ、身体と空間の関係性を問い続ける現代美術家です。
情報と知覚が交錯する現代において、「見る」ことの根源を探る作品群で、国内外から高い評価を得ています。

Pixel》シリーズでは、透明な球体を画素(ピクセル)に見立て、鑑賞者の視線や距離によってイメージが変容する不確かな視覚体験を提示。
Velvet》シリーズでは、極めて繊細なベルベットの表面にかすかな凹凸を刻み、光と影の中に静謐な像を浮かび上がらせます。

名和の作品は、表面と内面、物質と情報、視覚と触覚といった対立を溶かし、見るという行為そのものを彫刻として成立させていると言えるでしょう。

本展では、知覚を揺さぶる二つのシリーズを通じて、現代における“かたち”の本質に迫ります。

名和晃平「PixCell-Cobra」  
2002年 ミクストメディア(立体)
詳しくはこちら

会期:7/5(土)〜7/19(木)
会場:翠波画廊 東京店

 

 

翠波画廊 東京店(新店舗)

営業時間:10時~18時
定休日:日曜・祝日

〒104-0061
東京都中央区銀座1-9-19
法研銀座ビル1F
TEL:03-3561-1152
Mail:info@suiha.co.jp

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翠波画廊 東京店

 

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