セネガル出身の画家ドウツ

セネガルのダカール美術大学を主席で卒業後、
2006年アフリカで最も大きな現代アートの祭典、ダカール・ビエンナーレで
グランプリを受賞。
現在は自国の宗主国フランスのパリに活動の拠点を移し、
業界関係者がこれからの動向を注視している黒人アーティスト、ドウツ。

2019年、ユトリロ協会会長のエレーヌ氏からの推薦でドウツと出会った翠波画廊は、
その作品の放つ強烈なパワーに魅了され日本での紹介を決定しました。
同年秋に初めて入荷した10点の作品は、瞬く間に完売。
その後もここ1年間で、仕入れた作品数の８割以上が売れるほど、大きな反響を頂いています。
そしてこの度、春先に注文していた新作が待望の入荷となりました。
アトリエから届いたばかりの瑞々しいドウツの新作を
いち早くお客様にご紹介すべく、ドウツの新作展覧会を開催いたします。

絵画だけでなく映像も手掛ける多彩なアーティストとして、20代の頃から頭角を現したドウツ。その輝かしい経歴をご紹介します。

■2000年のアフリカビエンナーレではインスタレーションアート「トレイン‐トレイン-メディナ」で大きな関心を集め、フランスやベルギーのテレビでも紹介される
2003年には同作品がカナダ・モントリオールの祭典「Festival Vues d’Afrique」にて最優秀アニメーション・フィルム賞を受賞

■2005年パリのポンピドゥセンターで開催された「アフリカ・リミックス展」に参加

■2006年にはダカールビエンナーレでヨーロッパ美術評議会よりグランプリを授与
フランス、ベルギー、イタリア、スペインの著名な美術館や画廊から出品依頼が殺到

■2007年にはスペインのヒホン美術館に展示された100点もの作品がすべてワシントンの世界銀行に買上げられ、名実ともにその名を確かなものに

■セネガルからパリへと移ったのちには、移民として活躍するアーティストとしてCNN放送で作画風景や作品が紹介

■2008年3月、韓国アフリカ博物館に作品が初公開

■以後、毎年フランス・スペイン・イタリア・韓国で個展やグループ展を開催

■2019年翠波画廊が初めて日本で作品を紹介