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カウズ(KAWS)はなぜ人気があるの?
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カウズ(KAWS)とは、ニューヨークを拠点に活動するグラフィティアーティストです。目がバッテン(×)になっているキャラクター「コンパニオン」で有名です。
彼はディズニーやドラゴンボールやスター・ウォーズなどのポップカルチャーをモチーフにした作品を多数発表しており、世界中のファンから高い人気を集めています。
カウズの作品はフィギュアやTシャツなどのグッズから、キャンバス地やブロンズなどの美術品まで幅広く展開されています。
なかでもコレクターが購入しやすいカウズの作品は版画とフィギュアです。
これらの作品の価値はどのように決まるのでしょうか?

カウズ作品の市場価値は?

これまでのカウズの作品のなかでオークションでの落札価格が最も高額だったのは、日本のファッションデザイナーNIGO®の依頼で制作した《カウズ・アルバム》です。
この作品は、ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットをパロディー化した、アメリカの人気アニメ番組『シンプソンズ』のサウンドトラック『イエロー・アルバム』を、さらにカウズが目をバッテンにして自分のキャラクターに作り替えた「キンプソンズ(KawsのSimpsons)」のシリーズです。

2019年に香港で開催されたサザビーズのオークションにNIGO®から《カウズ・アルバム》が出品されると、予想見積価格の15倍にあたる約16億4000万円で落札されました。
ちなみにカウズの歴代高額落札作品の2位も「キンプソンズ」のシリーズなので、NIGO®に依頼されたこのキャラクターは価格的には大成功でした。

カウズの作品の中でも特に高額で取引されるものは、有名なキャラクターをモチーフにした作品です。
たとえば、スター・ウォーズのダース・ベイダーや、ディズニーのピノキオとジミニー・クリケット、スヌーピーとウッドストックなどです。これらの作品は、有名キャラクターをカウズが自身のスタイルで再解釈したもので、オリジナルとは異なる表情やポーズをしています。

The Beatles『SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』Universal Music

The Simpsons『The Yellow Album』MCAビクター

KAWS《The KAWS Album》

なぜカウズは人気があるのか?

① 限定性
カウズの作品はほとんどが限定生産されており、入手困難なものが多いです。
特にコラボレーションしたブランドや企業との関係性や、発売時期や場所などによって希少性が変わります。
前に紹介した「キンプソンズ」は、カウズが初めて制作したキャンバス地の作品であるなど、日本のファッションデザイナーNIGO®にプロデュースされた新しいシリーズでした。
そのほか、ユニクロやザ・ノースフェイスやコム・デ・ギャルソンやディオールなど有名ブランドとのコラボレーションも多く、それぞれが限定生産となっています。

② 人気
カウズの作品は世界的に人気があり、多くのメディアやSNSで取り上げられています。
特に若者を中心にファッションやアートとして愛好されており、彼の作品を着用したセレブや有名人も多く見られます。
また、カウズは自身のインスタグラムで約440万人のフォロワーを持ち、新作や展覧会などの情報を発信しています。
彼の作品に対する注目度や話題性は、その価値を高める要因となっています。


 
 
 
 
 
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③ 質
カウズの作品は技術的にも高い水準にあります。
彼はフリーランスのアニメーターとしてディズニー関連のアニメーション会社で働いた経験があります。そのためアクリル塗料や油絵具などを用いた、鮮やかでフラットな色彩表現が得意です。
また、彼は立体作品も多く制作しており、アルミやブロンズなどの素材を使って巨大な彫刻をつくっています。
彼の作品は細部まで丁寧に仕上げられており、その質感や迫力は見る者を圧倒します。

④ 評価
カウズの作品は美術界でも高く評価されています。
彼は世界中の有名な美術館やギャラリーで個展やグループ展を開催しており、その作品はオークションでも高額で落札されています。
カウズはポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインなどから影響を受けており、ポップカルチャーとファインアートの境界を超えた表現で、現代アートの新たな可能性を示しています。

カウズの版画とフィギュアの価値

カウズの版画作品の平均販売価格推移(単位:英ポンド)
出典:MyArtBroker

カウズの版画とフィギュアは、彼の作品の中でも特に人気が高く、コレクターやファンの間で競争が激化しています。
カウズの版画は、彼のキャンバス作品と同じく、鮮やかな色彩とキャラクターのデザインが特徴です。彼はシルクスクリーンやリトグラフなどの技法を用いて限定エディションを作り、サインを入れて販売しています。
カウズのフィギュアは、彼の立体作品のミニチュア版とも言えるもので、メディコム・トイなどとコラボレーションして制作しています。彼のフィギュアは素材やサイズによって価格が異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度で取引されています。

カウズの版画とフィギュアの価値は、彼の作品全体の価値と同様に、限定性や人気や質や評価によって決まります。それだけではなく、市場の需要や供給や流行も影響します。
カウズの作品は世界中で人気がありますが、特に中国や日本などのアジア市場で需要が高く、オークションやリセールサイトにおいて高値で取引されています。
また、カウズは常に新しい作品やコラボレーションを発表しており、その都度話題になります。そのためカウズの版画とフィギュアは、時代に合わせて価値が変動します。

カウズの版画作品の取引価格推移を見ると、2018年に平均価格が3万ポンド(約450万円)を超えるなど、非常に勢いがありました。
しかし、近年のカウズは商業的になりすぎたとの批判もあります。具体的にいえば商品の流通量が多くなりすぎたため、個々の作品の取引価格が2019年以降は減少傾向にあります。過去5年間の推移を見ると、2017年から2022年にかけて版画作品の平均価格が26%減少していることがわかります。
一方で、作品の流通量は176%増加して3倍近くになり、市場規模も104%増と2倍以上になっています。もし今後、作品の市場流通量が絞られるのだとしたら、再び価格の上昇も見込めるでしょうが、いつが底になるのかはまだわかりません。

カウズの作品を手に入れるには?

カウズの作品は、世界中で人気が高く、需要が供給を上回っています。
そのため、市場では偽物や模造品が出回ることもあります。
2023年、カウズは無断で模造品を販売していた業者相手の裁判で勝訴し、90万ドル(約1億2000万円)の賠償金を勝ち取りました。
この裁判は2021年から続いていたもので、相手はシンガポールの業者でした。
一般に、模造品の製造・販売者は、海外に拠点を置いていたり、匿名で活動していたりするため追及が困難です。
カウズはこのような模造品の製造元を特定するために、年間4万ドル(約540万円)もの費用をかけています。
カウズの作品を購入する際は、正規品であることを確認する必要があります。
正規品であれば、作品にシリアルナンバーやサインが入っていたり、証明書やレシートが付属していたりします。
また、信頼できる販売店やオークションサイトから購入することが重要です。


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