バレアレス諸島のユビュ
技法 | リトグラフ |
---|---|
制作年 | 1971年 |
限定部数 | 120部 |
絵サイズ | 50.6x66.2㎝(額装サイズ:91×74.5㎝) |
価格 | お問い合わせください |
この作家の作品一覧
作品について
バレアレス諸島のユビュ
アルフレッド・ジャリの不条理劇『ユビュ王』は、既成道徳と権威を茶化す大胆さでパリを騒然とさせ、その後のダダやシュルレアリスムに大きな影響を与えました。
1896年の不条理劇『ユビュ王』に着想を得た“ユビュ”を、ミロは1971年、のびやかな線と弾む色で描き出しました。
原色の点描は海の飛沫のように、曲線は潮風のように軽やか。飾った瞬間、空間に“笑顔の余白”が生まれます。
毎日目に入るたび、心がふっと軽くなる。
見る人を選ばない普遍性と、ミロならではの*記号言語による遊び心。
その“軽快さ”は、ご自宅のリビングにもオフィスのアートウォールにも調和し、自然光・間接照明どちらでも映えます。
コレクションの1点目にも、既存コレクションを充実させるための追加の一枚にも最適です。
【ミロの“記号言語”】
ミロは詩や演劇への深い関心から、点・線・星・目・鳥を“記号”化しそれを組み合わせる独自の語彙を成熟させます。
本作品では、ユビュという記号化された滑稽で怪物的な主人公を絵画という「自由に遊べる舞台」で記号化し揶揄しました。