156シリーズ BL.1990
| 技法 | 銅版 |
|---|---|
| 制作年 | 1971年 |
| 限定部数 | 50部 |
| 絵サイズ | 32×42cm (額装サイズ:61×70.8㎝) |
| 価格 | 税込990,000円 |
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作品について
156シリーズ BL.1990
ピカソ、最晩年の情熱が刻まれた銅版画《156シリーズ》
1971年、90歳を迎えたピカソが創作の炎を燃やし続けて生み出した最後の銅版画シリーズ《156シリーズ》。
「愛」「欲」「芸術」を一体化させたこの作品群は、老境の天才が自身の生涯を総括するように描いた集大成です。
官能的な女性像と着飾った紳士の対比には、若さと老い、情熱と理性が交錯し、ピカソの視線=人間そのものへの洞察が浮かび上がります。
その大胆さから「エロチカ・シリーズ」とも呼ばれる本作は、限定わずか50部。ピカソ財団によるスタンプサインが押された、世界的に高く評価される最後の銅版画です。
それを手にすることは、“ピカソの魂を所有する”に等しい特別な体験といえるでしょう。



