藤田嗣治作品、多数取り揃えております

画家としての高い志を持ち続け、フランスで乳白色という唯一無二の画風を確立し国際的に高く評価される藤田嗣治。
20世紀前半に活躍した日本人画家のなかで、当時の芸術の中心地フランスで成功を収めたのは藤田嗣治ただ一人と言っていいほど、大きな功績を残しました。
大規模な回顧展が開催され再評価も高まり、オークションでも高値で取引され、作品の希少価値はますます上昇している昨今。
没後50年以上が過ぎた今なお、藤田の激動の人生や画家としての気概に魅せらて、当時制作された藤田の絵画や版画作品を、ご自宅で楽しまれるお客様が増えています。

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藤田の作品は、海外のオークションで今なお高値が続いており、
特に近年では価格が急上昇した例がいくつか見られます。
2018年10月11日イギリス、ロンドンのオークションでは「La fête d’anniversaire」(誕生日パーティ）が、オークション会社の当初の見積もりよりも5～8倍上昇し、約10億円で落札されました。
これは、これまでに落札された藤田嗣治の作品の中でも最高価格に当たります。
また、2020年7月に開催されたサザビーズ香港にて、二人の少女が描かれた8号の油彩作品「LES DEUX SOEURS」が、手数料込で１億円を超える高値で落札されました。
8号という比較的手ごろなサイズでも、このように値が張るようになり、ますます藤田の作品の希少価値が増しているように思います。
今後も藤田嗣治作品の価格の動向から目が離せません。

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20代後半にフランスに渡り、当時の最先端の芸術に触れた藤田は、自身もこれまでに誰もが描かなかった独自の絵画を作り出そうと決意します。努力の末、透き通るような滑らかな下地の上に、日本の面相筆を用いて細密な描線で描く画風を確立した藤田。「乳白色」と呼ばれたその白の表現が高く評価され、話題を呼びます。
なかでも当時のパリで「モンパルナスの女王」と呼ばれたモデルのキキを描いた乳白色の作品は絶賛され、それ以降藤田はフランス画壇において確かな地位を確立していきました。

藤田の油彩から版画まで幅広く取り揃えています＞＞

油彩や水彩などの肉筆作品の他に、リトグラフや銅版画などの版画制作にも力を注いだ藤田。限定数制作された当時のオリジナル版画や、版画による挿絵が入った挿画本等には名作と呼ばれるものも多く、現在も多くのコレクターを魅了し続けています。
価格帯も幅広い版画作品は、初めての藤田作品として購入されるお客様からコレクターの方まで、翠波画廊でも大変人気となっています。
代表的な「裸婦」や「猫」、「子供」の作品をはじめ、バリエーション豊富な藤田の版画作品から、お好きな一枚を見つけてみませんか？

私たち翠波画廊は、藤田の魅力あふれる作品を、多くの方々にお届けしたいと思い、数多くの作品を取り扱って参りました。
そして、今後も一人でも多くの方に藤田の世界を楽しんでいただき、絵のある生活をお届けしたいと思っています。
ぜひ藤田嗣治作品一覧をご覧ください。

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