ベトナムで立ち上がる新たな価値(後編)~クイニョンの実例と将来性
前回のコラムでも触れた、ベトナム政府が進める次の開発地。
今回は、その具体像について書いてみたいと思います。
ベトナム中部の沿岸都市クイニョン(ザライ省)では、2025年から2030年にかけて、AI(人工知能)を核としたハイテク都市と、高級リゾート地としての地位を確立するための大規模な開発計画が進行しています。
この街の特徴は「観光」「テクノロジー」「インフラ」が一体として設計されている点にあります。
クイニョン:リゾートの地から「知的産業の集積地」へ

まずハイテク分野では、ベトナム最大手IT企業であるFPTグループを中心に、AI研究開発と人材育成の拠点が整備されつつあります。
クイニョンを「ベトナムのAIバレー」とする構想のもと、イノベーションゾーンの形成やスタートアップ支援も進められ、単なるリゾート地ではなく、知的産業の集積地としての役割が期待されています。
一方で、観光・リゾート開発も加速しています。
バイセップ地区では高級ヴィラ開発が進み、既存の漁港を観光港へと転換する構想や、旧市街の再整備など、都市全体の魅力を底上げする動きが見られます。
さらに、これらを支える交通インフラとして、クイニョンと内陸部プレイクを結ぶ高速道路の建設が進んでおり、物流と人の流れを大きく変える基盤が整えられつつあります。
つまりこの街では、単なる開発ではなく、「都市そのものの設計」が行われているのです。
人生を豊かにする「リゾートの権利」
画像引用:The Saigon Times今回の訪問は、ここに建設が予定されているPHU GIA RESORT & SPA(フーザ リゾート&スパ)の視察が目的でした。
ベトナムでは外国人が土地そのものを所有することはできません。
しかしその一方で、ホテルやリゾートのヴィラについては、一定期間の使用権という形で取得することが可能です。
フーザリゾート&スパのホテルヴィラを購入すると、所有者には年間30日間の宿泊利用権が付与されます。
自ら利用できる別荘として使える一方で、利用しない期間はホテルとして運用され、賃貸収益を得ることができます。
また、新規販売物件に限り、購入後5年間は年8%の利回りが保証されています。
5年以降はホテルの稼働状況に応じた収益へと移行し、10年後には購入額の100%での買い戻し保証が付いている点も特徴です。
さらに、この権利は途中で売却することも可能です。
このように、収益を得ながら将来的な値上がりも期待できる仕組みとなっています。
つまりここで購入しているのは、単なる不動産そのものではなく、「使うこともでき、収益も生み出す仕組みそのものを持つ権利」と言えるのかもしれません。
経済成長で生まれる新たな富裕層

そこで今回、その実態を確かめるため、フーザリゾートの隣接地に位置し、同様の条件で販売されたマイアリゾート・クイニョンに実際に宿泊し、現地の状況を体感してきました。
このリゾートは、大手デベロッパーVinaCapital(VinaLiving)が開発し、フュージョン・ホテル・グループが運営する五つ星の高級リゾートヴィラです。
いわば、このエリアにおいてすでに「成功しているモデル」と言える存在です。
実際に現地を訪れてみて、まず驚かされたことがありました。
ベトナムの高級リゾートというと、外国人観光客で賑わっている光景を想像していましたが、実際には宿泊客の多くが裕福なベトナム人だったのです。
つまり、この市場は外国人需要に依存せずとも成立しているということです。
国内の経済成長によって生まれた新たな富裕層が、すでにこの市場を支えている、その現実を目の当たりにしました。
投資モデルの有効性

このプロジェクトは、フェーズ1として88棟のヴィラが建設され、2020年までに完売し、すでに運営が始まっています。
現在は、さらに約290棟を供給するフェーズ2の開発が進行中です。
ここで注目すべきは、その物件価格の推移です。
当初、約65億VND(1ドン=約0.006円)、日本円でおよそ3,900万円程度で販売されていたヴィラは、現在では約84億〜100億VND前後で取引されており、明確な価格上昇が見られます。
物件によってはさらに価格は上がっており、3ベッドルームのヴィラでは約83億〜140億VND、ビーチフロントの希少な大型物件では約260億VNDを超える水準で取引されたケースもあります。
つまり、新規売出価格の約1.5倍〜2.5倍にまで上昇しているのです。
今回購入を検討しているPHU GIA RESORT & SPA(フーザ リゾート&スパ)は、来年の完成を予定しており、現在はプレビルドの段階で購入することができます。
開発の初期段階に参入することで、資産価値の上昇を期待しながら、年8%の利回りを得ることができる仕組みです。
すでにマイアリゾートの成功事例を見ても、この投資モデルの有効性は明らかと言えるでしょう。
豊かな時間を伴う投資

このように、このプロジェクトの本質は単なる価格の上昇にあるのではありません。
重要なのは、投資としての収益構造にあります。
それは、単なる値上がり益を狙う投資ではなく、実際に利用することができ、運用収益を得ながら、時間とともに価値が形成されていく資産です。
言い換えればそれは、短期的な売買とは異なる、「豊かな時間を伴う投資」と言えるのかもしれません。
私は今回の視察を終え、このプロジェクトについて会社としての購入を決めました。
現在、会社は順調に運営できています。
だからこそ、余裕のあるうちに、本業以外の将来に向けた投資にも目を向けておく必要があると感じています。
資産だけではない、新たな価値を想像する

さらに、このような資産は単なる収益の対象にとどまりません。
法人で購入した場合、建物部分を減価償却することも可能です。
また、会社で保有することで、社員が実際に利用することもできます。
それは福利厚生としての価値を持ち、働く環境そのものにも良い影響を与えていくはずです。
資産は、数字だけで測られるものではありません。
それがどのように使われ、どのような時間を生み出すのか。
その視点こそが、これからの時代における投資の本質なのかもしれません。
お読みになられてこの物件に興味をお持ちになられた方はこちらをご覧ください。
翠波画廊 髙橋芳郎

翠波画廊代表 髙橋芳郎
株式会社ブリュッケ(翠波画廊)代表取締役。
美術大学卒業後、都内の画廊での修行を経て、1990年に独立。 2001年、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。
以降長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン等フランスの近代巨匠から、
ウォーホル、キース・へリング等現代アートまで幅広く扱う。
《確かな資産性を備えた、希少性の高いコレクションを取り扱い中です》
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