東山魁夷 作品販売|日本画・版画

翠波画廊では、東山魁夷の日本画・版画作品を販売しています。 「白馬の森」をはじめ、日本の四季や山、森、湖を描いたリトグラフ、木版画、新復刻画などをご紹介しています。
作品の価格、技法、サイン・印、エディション、鑑定資料、来歴、保存状態を確認し、初めて東山魁夷作品を購入される方にも分かりやすくご案内しています。
現在ページには「オリジナル版画」と「新復刻画」が混在しているため、この違いを購入者に明確に説明することが特に重要です。

東山魁夷の価格帯と選び方

東山魁夷「夕静寂」1994年
東山魁夷作品の価格は、日本画・素描などの肉筆作品か、生前に制作されたオリジナル版画か、没後に制作された新復刻画かによって大きく異なります。
以下は作品を購入する際のおおよその目安です。実際の販売価格は、作品、制作年代、技法、サイズ、希少性、鑑定書、保存状態などによって異なります。

・新復刻画
東山魁夷の代表作をもとに、没後に正式に制作された新復刻画があります。
「白馬の森」「緑響く」「道」「宵桜」など人気の高い図柄があり、一般的には20万円前後から150万円程度が一つの目安です。
新復刻画は東山魁夷本人が生前に版画として制作したものではありませんので、オリジナル版画とは区別して選ぶことが大切です。

・オリジナル版画
東山魁夷の生前に制作されたリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなどがあります。
一般的には20万円台から300万円程度が一つの目安ですが、「白馬」「青い山」「湖」「京都」など人気の高い作品、大型作品、版画集などではさらに高額になる場合があります。

・素描・スケッチ
東山魁夷本人が直接描いた鉛筆、色鉛筆、水彩などの素描やスケッチは一点物です。
作品内容や制作年代によって異なりますが、100万円前後から数百万円程度になる作品があります。

・日本画・彩色作品
岩絵具などを用いて制作された東山魁夷本人による日本画は、版画とはまったく異なる価格帯です。
小品でも数百万円以上となることがあり、代表的な時期の大型作品や重要作品では数千万円から億円規模になることもあります。
東山魁夷の場合は、「作家名だけでいくら」と見るのではなく、まず肉筆作品・オリジナル版画・新復刻画のどれなのかを確認することが重要です。

東山魁夷作品の購入ポイント

東山魁夷「白馬の森」1994年
東山魁夷作品を購入するときは、次のポイントを確認すると選びやすくなります。

1.オリジナル版画と新復刻画の違いを確認する
東山魁夷作品を購入する際に、最初に確認したいポイントです。
オリジナル版画は、東山魁夷の生前に版画作品として制作されたものです。
一方、新復刻画は、東山魁夷の原画をもとに没後に制作された作品です。
新復刻画も正式に制作された美術作品ですが、東山魁夷本人が生前に制作したオリジナル版画とは制作背景が異なります。
翠波画廊では、それぞれを区別してご説明しています。

2.代表的なモチーフから選ぶ
東山魁夷を象徴するのは、静かな自然風景です。
特に、白馬、森・湖、青い山々、京都の四季、北欧の風景、中国の山水などが代表的です。
なかでも白馬を描いた作品は東山魁夷を象徴するモチーフとして人気があります。
まずは、ご自身が長く眺めていたいと感じる風景から選ぶことをおすすめします。

3.制作年代と技法を見る
東山魁夷にはリトグラフ、木版画、シルクスクリーンなど複数の版画技法があります。
同じ風景作品でも、木版画とリトグラフでは色彩や質感が異なります。
また、生前作品か没後の新復刻画かによっても作品の位置づけが違いますので、制作年と技法を確認することが大切です。
東山魁夷「滝の音」1977年
4.サイン・印・エディションを確認する
東山魁夷の版画には、作家の印、サイン、エディション番号などが確認できる作品があります。
作品によって仕様は異なりますので、制作年、技法、限定部数、サイン・印、版元、作品番号などを総合的に確認します。

5.保存状態を見る
版画や紙作品では、シミ、ヤケ、退色、波打ち、折れ、マージンの状態、過去の額装跡などを確認します。
特に「東山ブルー」と呼ばれる青や緑の美しい色彩を楽しむ作品では、退色の程度も重要です。

東山魁夷作品の真贋と保証について

東山魁夷「秋思」1991年
東山魁夷は非常に人気の高い日本画家であるため、作品を購入するときには真贋と作品の制作背景を確認することが重要です。
日本画などの肉筆作品については、東山魁夷は現在、東美鑑定評価機構の鑑定対象作家となっています。
翠波画廊では作品に応じて、鑑定証書、制作年代、技法・サイズ、落款・印、作品裏面の記載、共箱・共シール、来歴、文献掲載、保存状態などを確認します。
版画についても、制作年、技法、サイズ、エディション、サイン・印、版元、作品集への掲載などを確認します。
東山魁夷の版画については、過去に偽作問題が発生した作品もあり、東美鑑定評価機構では一部の指定作品について版画鑑定を行っています。
そのため、単に「東山魁夷の名前がある」「印がある」という理由だけで判断せず、作品そのものの仕様や制作背景を確認することが大切です。
翠波画廊では、真作と判断した東山魁夷作品のみを真作保証付きで販売しています。

ご購入に安心の3つの保証

保証1

真贋には細心の注意を、真作保証

取り扱う作品は真作と判断した
本物の作品だけをご案内しております

保証2

ご購入後30日以内の返品保証

部屋に飾って合わない場合、
ご購入後30日以内でしたら返品を承ります

保証3

ご購入後も安心のアフターケア

2倍以上の作品へのお買い替えには、
ご購入価格で下取りいたします

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東山魁夷作品でよくあるご質問

東山魁夷の代表的なモチーフは何ですか?

白馬、森、湖、山、京都の四季、北欧や中国の風景などが代表的です。特に白馬と深い緑や青の森を組み合わせた作品は、東山魁夷を象徴するモチーフとして知られています。

「東山ブルー」とは何ですか?

東山魁夷の作品に見られる、深く澄んだ青や青緑を指して使われる言葉です。山、森、湖、夜空などを描く際の静謐な色彩は、東山作品の大きな魅力です。

オリジナル版画と新復刻画は何が違いますか?

オリジナル版画は東山魁夷の生前に版画作品として制作されたものです。新復刻画は、東山魁夷の原画をもとに没後に正式に制作された作品です。制作時期と作家本人の関与が異なります。

新復刻画は偽物なのですか?

いいえ。正式に企画・制作された新復刻画は偽物ではありません。ただし、東山魁夷本人が生前に制作したオリジナル版画とは異なるため、その違いを理解して購入することが重要です。

東山魁夷作品には鑑定書がありますか?

日本画などの肉筆作品には、専門鑑定機関による鑑定証書が付属するものがあります。版画についても、作品によって鑑定資料や証明シールなどが確認できる場合があります。

東山魁夷の版画にはサインがありますか?

作品によって異なります。直筆サイン、印、限定番号などが確認できるものがあります。作品ごとの正式な仕様を確認することが大切です。

東山魁夷作品の本物はどのように確認しますか?

制作年代、技法、サイズ、サイン・印、エディション、版元、鑑定書、来歴、作品集への掲載などを総合的に確認します。

白馬の作品にはどのようなものがありますか?

「白馬の森」「緑響く」など、森や湖の静かな風景の中に一頭の白馬を描いた作品があります。東山魁夷を象徴する代表的なイメージの一つです。

東京・大阪で実物を見ることはできますか?

在庫作品は東京・銀座店または大阪・梅田店でご覧いただけます。作品によって展示場所が異なりますので、事前にお問い合わせください。

現在在庫がなくても東山魁夷作品を探してもらえますか?

はい。日本画、版画、素描、白馬の作品など、ご希望の技法、モチーフ、サイズ、ご予算をお知らせいただければ、今後の入荷についてご相談いただけます。

東山魁夷略歴

KAII HIGASHIYAMA

1908年 東山魁夷、横浜に生まれる。幼い頃より美術に興味を持ち、絵を描き始める。
1925年 現在の東京芸大に入学。奨学金を得る。
1929年 第10回帝展に初出品。
1931年 芸大を卒業。大学院に進む。この頃から自作に”魁夷”の署名を始める。
1933年 大学院の卒業制作を終えた後、ドイツのベルリン大学に入学。ドイツ語を学ぶ
1934-5年 ジャーマン・カウンシルによる初の日独学術交換留学生に選ばれ、ベルリン大学の哲学部美術史科に入学。
1935年 父親の病気のために、日本に帰国を余儀なくされる。
1937年 神戸のギャラリーで、東山魁夷展(初個展)を開催。ヨーロッパでのスケッチを展示する。
1938年 日独文化協会の公演を得て、東京でヨーロッパでのスケッチを中心にした東山魁夷展(個展)を開催。
1940年 結婚する。
1943年 中国にスケッチ旅行をする。
1944年 中国でのスケッチによる東山魁夷展(個展)を東京で開催。
1945年 徴兵されるが、終戦を迎え、すぐに画業に復帰する。
1947年 第3回日展で特賞を得、政府の買い上げとなる。風景画に専念することを決意する。
1950年 日展審査員に任命される。
1956年 第12回日本芸術院賞受賞。
1962年 デンマーク、スゥエーデン、ノルウェイ、フィンランドにスケッチ旅行をする。
1963年 スカンジナビアの風景を中心とした東山魁夷展(個展)を東京で開催。
1966年 皇居新宮殿の壁画を依頼され、日本の海岸を巡るスケッチ旅行をする。
1968年 壁画完成。
1969年 第10回毎日芸術大賞受賞。留学後初めてドイツを再訪。オールトリアにスケッチ旅行する。文化勲章を受章。国立近代美術館に数多くの作品を寄贈する。
1973年 唐招提寺の障壁画を依頼され、日本の海山を巡るスケッチ旅行をする。
1980年 全68面の第障壁画を完成する。
1981年 東京国立近代美術館で東山魁夷回顧展開催。入館者の記録を更新する。
1999年 5月6日逝去。勲一等瑞宝章を受章。