法人のお客様へ~税制改正により、広がるアートの選択肢~
2026年4月、法人の設備投資に関わる税制にひとつの変更がありました。
中小企業を対象とした少額減価償却資産の特例において、これまで30万円未満とされていた即時償却の上限が、40万円未満へと引き上げられたのです。
少し専門的に聞こえるかもしれませんが、この変更は、アート作品を扱う私たちにとって、そして作品を迎え入れるお客様にとっても、決して小さな意味を持つものではあり ません。
30万円の壁を越えて、広がるアートの選択肢
これまで、法人が絵画作品を購入する際、30万円という一つのラインが存在していました。もちろんそれ以下の価格帯にも魅力的な作品は多くありますが、画廊という立場から見れば、30万円を少し超えたあたりに、もう一段質の高い作品や、より作家の魅力が感じられる作品が存在しているのも事実です。
しかしながら、その“数万円の差”によって経費処理の扱いが変わるという現実があり、結果として選択肢が制限されてしまう場面も少なくありませんでした。
今回、その基準が40万円未満へと引き上げられたことで、これまで選択肢から外れていた作品群が、一気に現実的な対象として浮かび上がってきます。言い換えれば、「選べる作品の幅が広がった」ということです。
アートの本質的価値とは
これは単なる金額の問題ではありません。
アートというものは、最終的には“出会い”です。
理屈ではなく、「これがいい」と感じた一枚に出会えるかどうか。その体験こそが本質です。
ところが現実には、「この作品は良いが、価格が少し基準を超えている」という理由で、その出会いが見送られてしまうこともありました。今回の改正は、そうした“わずかな壁”を取り払うものだと感じています。
もちろん、この制度には条件があります。対象となるのは一定の要件を満たす中小企業であり、年間で合計300万円までという上限も設けられています。また、事業用の資産として使用されることが前提となるため、詳細については顧問税理士の方とご確認いただく必要があります。
それでもなお、この改正が持つ意味は明確です。
これまでよりも一歩踏み込んだ選択が可能になり、より良い作品と出会える可能性が高まったということです。
アートが生み出す時間と空間
アートは、日々の空間を変え、時間の質を変える存在です。
何気ない一日が、その一枚によって少し豊かに感じられる。そうした積み重ねが、長い時間の中で大きな価値を生み出していきます。
そしてもう一つ、見落としてはならない点があります。
それは、アートが空間を訪れる人への印象を大きく変えるということです。会社の応接室や受付、あるいは医院の待合室に一枚の絵があるだけで、その空間には温もりが生まれます。
無機質になりがちな空間にやわらかさが加わり、訪れる方に安心感や心地よい印象を与えることができるのです。言葉を交わす前から、その空間が自然なおもてなしを始めているとも言えるでしょう。
アートの購入は翠波画廊にご相談ください
今回の税制改正は、そうした空間づくりを、これまでよりも一歩身近なものにしました。
その一枚が、オフィスや医院の空間の質を高め、訪れる方を温かく迎える存在となることを願っています。
経費でお求めいただける作品のご相談につきましても、翠波画廊にて丁寧にご案内いたしますので、どうぞお気軽にお尋ねください。
髙橋芳郎

翠波画廊代表 髙橋芳郎
株式会社ブリュッケ(翠波画廊)代表取締役。
美術大学卒業後、都内の画廊での修行を経て、1990年に独立。 2001年、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。
以降長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン等フランスの近代巨匠から、
ウォーホル、キース・へリング等現代アートまで幅広く扱う。
登録は無料!
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些細なこともお気軽にご相談ください。
30日以内の返品保証など
安心のサービスをご用意
2
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お客様のご要望をお伺いし、
1,500点以上の豊富な作品から
最適な一枚をご提案いたします。
ギィ・デサップ
ハンス・イヌメ
シャガール《ポスター:ロミオとジュリエット》
藤田嗣治