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高騰著しい現代アート市場

近年、美術市場を賑わせている現代アート。
2021年、現代アートマーケットにおいては過去最高の売上を記録。2021年の現代アートの価格は1998年の7倍にものぼります。
現代アートの売上は、20年前には現代アートはアートオークション売上高の3%でしたが、現在ではアートオークション売上高全体の23%を占めるまでに成長しています。
2022年上半期アートオークション最大のニュースは、5月9日にアンディ・ウォーホルのマリリン・モンローをテーマにした作品、《ショット・セージ・ブルー・マリリン》が、17世紀以降の作品としては史上最高額となる1億9500万ドル(約254億円)で落札されたことでしょう。
絵画オークションの落札価格ランキングとしてはダ・ヴィンチ《サルヴァトール・ムンディ》30万ドル(約508億円)に次ぐ歴代2位で、18世紀以降の作品ではピカソを抜いて過去最高額になりました。

昨今の現代アート市場は全体的に市場規模の拡大を続けており、先のウォーホルの例をはじめ、多くの現代アーティストたちの作品が世界中で求められている状況です。
現代アート作品は今や、コレクターをはじめ多くの人が購入し、楽しんでいます。

そもそも現代アートとは?

同時代を生きるアーティストによる美術作品です。 作品そのものの美しさやイズムではなく、コンセプトが重視される現代アートは、コンセプチュアル・アートとも呼ばれます。
1960年代にアメリカで誕生したポップアートの一連の画家アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズ、ロイ・リキテンシュタインなどのアーティスト以降に世界的に活躍した有名アーティストがここに含まれます。
日本人では草間彌生や奈良美智、村上隆や名和晃平といった現代作家の作品が、世界で高く評価されています。

現代アートの楽しみ方って?

現代アートはよく分からない、難しいと思っていませんか?
近代までの美術作品に比べて、難解なイメージのある現代アートですが、一度触れてみると、アートの見方が変わるかもしれません。

「作者は何を伝えたいのか?」
そのように「わからない」と思いながら見ることで、「面白い」と感じたり、たくさんの解釈や意味が生まれるのが現代アートといえます。
現代アートの魅力の一つには、自由に思考する楽しみを与えてくれることがあります。
見る人に新しいものの考え方、見方を提示したり、観賞を通してこれまで気付かなかった疑問を自分の中に見つけたりと、自らの感覚や内面に丁寧に目を向ける機会にもなります。

そのため現代アートは、作品そのものでは完結せず、鑑賞者の思考によって完成するアートと呼ぶこともできるかもしれません。
思いがけない作品との出会いや、新しい発見をお楽しみください。

現代アートを楽しまれているお客様

奈良美智

アンディ・ウォーホル

草間彌生

※翠波画廊ホームページ「お客様のお部屋紹介」より

翠波画廊では、今話題の現代アート作品を販売しております

翠波画廊では、現代アートの海外の有名作家や、日本人の巨匠、若手注目アーティストの作品まで、幅広く取り扱っております。
作品は画廊にございますので、ぜひご覧ください。

主な現代アーティスト

・アンディ・ウォーホル(1928-1987):キャンベルのスープ缶やマリリンモンローなど、大衆文化を象徴するイメージを作品の主題とし、戦後のアメリカにおいて新しいアートの概念を生み出したPOPアートの旗手。2022年には、京都市京セラ美術館でも、大規模な展覧会が開催。

・キース・へリング:NYの地下鉄に描くサブウェイドローイングで一躍注目を集め、ストリートアートの先駆者となった伝説の画家。
31歳という若さで逝去した後も、その軽快で楽しい作風が愛され続けている。

・クリスト:パリ最古の橋「ポン・ヌフ」や、シドニーの「オペラハウス」など、都市のランドマークとなる大きな建造物や風景を布で包んだ作品で知られる、クリスト。
妻のジャンヌ・クロードとの共同制作で、様々なアートプロジェクトを手がけた。

・ゲルハルト・リヒター:ドイツ出身の現代アートの巨匠。写真を模写し、画面全体をぼかして描かれた、「フォト・ペインティング」で知られる。2022年、東京国立近代美術館で展覧会が開催されるなど、日本でも高い知名度を誇る。

・サム・フランシス:アメリカの抽象表現主義の流れをくむ、20世紀を代表する画家のひとり。色彩がほとばしる、鮮やかな作品が特徴。石油事業の実業家、出光佐三は、フランシスのコレクターとしても知られ、出光美術館には多くの作品が収蔵されている。

・ジェフ・クーンズ:現代美術界の頂点に立つような人気アーティスト。「ラビット」や「バルーン・ドッグ」など、風船で作られた動物をモチーフにしたステンレス彫刻など、存在の異物性を売りにした、コンセプチュアルな立体作品が人気を博す。

・ジャン=ミシェル・バスキア:若くしてスターダムへと駆け上がり、わずか10年の活動期間で数多くの作品を残すも、27歳で短い生涯を閉じた天才画家。昨今再評価が進むなかで、作品価格が急激に高騰。

・草間彌生(1929-):日本の戦後のアートの流れを語る上で欠かせない、草間彌生。水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作し続け、28歳でアメリカに渡り前衛芸術家として活躍。世界中で個展を開催し、現代アートの巨匠としての地位を築いている。

・奈良美智:にらむようにこちらを見つめる子供の作品など、欧米をはじめとした海外から熱い注目を集める。日本人作家によるアート作品の最高価格を更新するなど、世界で活躍する現代アーティスト。

・村上隆:六本木ヒルズに巨大な彫刻を披露するなど、アートシーンで常に注目を集め、今の日本の現代アートを牽引するアーティスト。フラワーモチーフや、ドラえもんシリーズなど、日本の漫画やアニメといったオタク文化を取り込んだアート作品で知られる。

・名和晃平:Pixel(画素)とCell(細胞・器)が融合させ、ガラス越しにモチーフを見ることで、鑑賞者に独特の知覚体験をもたらす「PixCell」シリーズなど、素材の特性と最先端技術を掛け合わせた彫刻制作を行う。

・ロッカクアヤコ:生命力に満ちた鮮やかな色彩で、印象的な少女像を描き、今アジア圏を中心に人気が沸騰している画家。筆を使わずに、手に直接アクリル絵の具をつけて段ボールなどに描くスタイル。

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史上最高額が続出するなど、勢いの止まらない現代アート市場。
ウォーホルやバスキアなど、2022年にオークションで話題となった作品をご存じですか?
翠波画廊では、読むだけで最新のアートシーンや絵画の知識が身につくコラムを配信中です。
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