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フランス具象画壇 待望の新進気鋭

オリビエ・デヴォー絵画展

1月15日(火)~26日(土)※終了いたしました
10:00~18:00 日祝休廊

フランスで注目を集める弱冠36歳の新進気鋭の若手画家、オリビエ・デヴォー。パリ、オペラ座に出入りを認められた彼は、これまでダンサーを数多く描いてきましたが、本展では光を追求し、新たな表現で挑んだ新作の風景画を中心に展示販売いたします。

 

イマジネーションから物語を

物語性あふれる室内画の数々は、パリのどこかの部屋をイメージして描かれたもの。人物のポージングなどは奥様をモデルにされることもあるため、無意識に似てしまうといいます。どこか温かみのある魅力的な室内風景もお楽しみください。

 

オペラ座の軌跡

パリ、オペラ座に出入りを許された稀有なアーティストであるオリビエ。2年間のオペラ座の取材をもとに、舞台照明の人工的な光の下で演じられる躍動感とドラマ性を、ぶつかり合う異なった色と色のコントラストによって見事に表現しています。オリビエだからこそ描ける、ダンサーの静と動、そして舞台裏の呼吸をご覧ください。

 

夕暮れ時が見せる輝き

自然の光からだんだんと人工的な光に変わっていく間(はざま)の時間を好んで描くというオリビエ。セーヌ川に映る光や、暮れなずむ空に思いを馳せ、ひとときの輝きをキャンバスに閉じ込めた作品は、見る人の心にも灯をともしてくれるようです。

ホームページでは、こちら以外にも多数作品をそろえております。
ぜひこの機会にご覧ください。

 

オリビエ・デヴォー作品一覧はこちら >>

 

 

 

オリビエさんへのプチインタビュー

2018年秋には大手百貨店大丸系列4店舗で来日絵画展を開催した、オリビエさん。その来日展の忙しいスケジュールの合間を縫って、翠波画廊へもいらしてくださいました。 実は、翠波画廊へ来てくださるのは今回が初めてだったのですが、画廊へ来られたことをとても喜んでくださいました。その際に、少しですが、新作についてや、海の画家としての活動についてインタビューをさせていただきました。昨年、受章された「海の画家」についてのお話も伺っています。ぜひご覧ください。

 

―今回の来日展では、これまでのオペラ座のエトワールたちを描いた作品から一変、パリの街並みを俯瞰して描いた作品が多く見られますが、これらの情景はどのようにして描いているのでしょうか?

 

 

オリビエ:

高いところから視線の作品は、例えば、プランタンの最上階に上って見えた風景からイマジネーションを得て描いています。あとは、飛行機に乗って見た情景、航空写真を見てイメージを膨らませたりして、自分なりに解釈して描くこともありますね。

―夕暮れを描いた作品も多いですが、オリビエさん自身好きな時間帯はありますか?

 

オリビエ:

そうですね、やはり夕暮れ時は好きですね。セーヌ川に映る光も好きですし、自然の光から、だんだんと日が暮れて、人口の灯りに変わっていく間(はざま)の時間が好きです。

 

―街並みのほかに、部屋にたたずむ女性をモチーフにした作品も印象的です。 物語の一説のようなこれらの作品の、部屋や女性にモデルはあるのでしょうか?

 

オリビエ:

これらの作品は、自分自身のイマジネーションの中で作り上げています。パリのどこかのひとつの部屋をイメージして描くことが多いですね。 モデルとなる女性は、よく妻に似ているといわれるのですがこれも空想の中の女性です。 でも、ポージングなどは妻をモデルにすることもあるので、知らず知らずのうちに似てきているのかもしれませんね。

―オリビエさんは今年、フランスの名誉ある称号「海の画家」を授与されましたが これからは海をはじめとした水辺での制作のご予定はありますか?

 

「海の画家」とは・・・?

1830年に創立された海軍公認画家の称号のことで、通称「海の画家」といわれています。 パリ海洋博物館で開催される、海軍芸術ビエンナーレの審査員から推薦されたアーティストで、海、海に従事する人々、海軍に対して彼らの芸術的才能を注ぐアーティストらにフランス国防省から与えられる称号です。

 

オリビエ:

称号をいただいてからは、エジプトやアイスランドなど、少し遠いところで描いてみないか、という提案はいただいていて、とても興味はありますが実際にはまだ実現していません。また、海で描くこととは直接関係はないかもしれませんが、イタリアの大使館から第一次世界大戦の終戦を記念した催しにご招待いただきましたが、残念ながらスケジュールが合わずイタリアにはまだうかがえていません。でも、称号をいただいたことで、広く制作の機会を得ることができそうなので、楽しみです。

 

ですが…実際には旅に出て制作するとなると、家族を置いて長期間家を空けることになってしまうので、妻に負担がかかってしまうかもしれません。5歳の長男と、3歳の双子の兄妹もいるので家族には負担がかからないようにしたいですね!

 

 


 

今回の来日は、お一人でいらっしゃっていたオリビエさん。家族思いの一面も見ることができ、短い時間でしたが、私たちスタッフもとても素敵な時間を過ごすことができました。

 

オリビエさんの思いや新しい挑戦が詰まった新作を一堂に会しますので、ぜひ見にいらしてください。

 

フランス具象画壇 待望の新進気鋭

オリビエ・デヴォー絵画展

1月15日(火)~26日(土)

10:00~18:00 日祝休廊

 

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