賑やかな3Dアートの世界
ジェームス・リジィ

3Dアートの世界的人気作家ジェームス・リジィ。
2011年に逝去され、以降なかなか新しい作品が入りにくくなっているのですが、その人気は増すばかりです。リジィの人気の理由はどこにあるのでしょう?
今回は久しぶりに入荷したとっておきの作品とともに、ジェームス・リジィ人気の秘密に迫ります。

 

ジェームス・リジィって?

1950年、ニューヨーク・ブルックリンに生まれます。フロリダ大学芸術学部を卒業した翌年1974年にブルックリン美術館で行われたナショナル・プリント・ショーで華々しいデビューを飾りました。早くから才能とセンスを開花させ、1980年には版画作品の立体化を始めます。
それが、リジィの生み出した3Dアートと呼ばれるものでした。

 

平面から飛び出して見える立体化された作品は、見る角度によって様々な表情を見せる新鮮さと、独特の個性豊かなモチーフの構成などが話題となったのはもちろん、どの作品にも一貫した要素としてある明るさと楽しさそのものが最高の芸術の形としてニューヨーカーの心をつかんだのです。リジィは一躍トップアーティストとして活動の幅を広げました。

世界に広がるリジィの魅力

世界各地のバスや電車、飛行機などの公共機関にリジィの絵柄が用いられたり、企業の広報活動にも取り上げられたりと、世界的に高い人気、知名度を誇っています。
日本でも過去に学研の小学生用英和辞典のカバーや、1998年の長野オリンピックIOC公式アーティストに採用されるなど、話題となりました。
作品は、ニューヨーク近代美術館やブルックリン美術館にも収蔵されています。
また、リジィの創始した3Dアートは、のちにファジーノやヒロ・ヤマガタなどにも影響を与え、新しい表現の原型となりました。

オリンピックという世界大会から、日常の街中まで、リジィ作品の与える影響は大きく、リジィが亡くなってからは版元が価格を上げたこともあり、リジィ人気の高まるなか、世界的に価格が上がっているというのが現状です。
そんな世界を動かすリジィの人気の秘密は・・・

 

人気の秘密1「独自の3Dアート!」

もともとの平面に描かれた絵柄にスポンジなどを載せ、その上に、下と同じ絵柄を切り抜いたものを置くことで、切り抜いた部分の絵だけが飛び出して浮いて見える立体的な作品のことです。
新しい芸術の形として受け入れられた作品は、部分によってスポンジの高さを変えるといった細かな工夫がなされ、平面世界では味わえない立体の面白さは、見る人を飽きさせません。

人気の秘密2「個性豊かなキャラクター」

リジィ作品の特徴として、独特のキャラクターが挙げられます。
擬人化した高層ビル、表情のある太陽と月、どこにでもいる楽しそうな黄色い鳥などなど。そのどれもが都会の喧騒の中で賑やかに描き出されているのです。こんなところに? と思う場所で見つけると、いつの間にか笑顔になってしまいます。

人気の秘密3「笑顔」

実はこれが一番の秘密であり、最大の魅力です。
すべてのリジィ作品に共通してあるのは、底抜けに明るい笑顔! 国境も時代も関係ありません。恐竜だって人間だって野良猫だって、みんなが笑顔で画面の中にいるのです。新鮮な3Dアートの先駆者であったリジィですが、ご購入されたお客様が皆口をそろえて仰るのは3Dアートのすごさではなく、「明るさがいい」「笑顔になれる」という感想です。

リジィ作品をお求めの方に目的を伺うと、
「昔から好きで集めているから」
「病院の待合室に飾ったら患者さんが元気になると思って」
「結婚祝いにプレゼントしたくて」

という答えが返ってきました。

 

リジィに暗い絵も悲しい絵も存在しません。
だからこそリジィの絵は自分も、誰かも笑顔にしてくれるのでしょう。

 

<リジィ新入荷オススメ作品>

3Dシルクスクリーン 12×10cm

「トゥルー・ラブ」

この時期お勧めの一枚。愛には様々な形があります。リジィの明るさに力を借りて、大切な人に思いを伝えてみてはいかがでしょう。

3Dシルクスクリーン 21.5×21.5cm

「足に翼」

様々なスポーツの世界を舞台にした楽しいシリーズが入荷しました。
一足先にオリンピック気分をお部屋で味わってみませんか。

作品は他にもございます。ぜひご覧ください。

作品一覧

 

翠波画廊では、ジェームス・リジィの人気作品を一堂にご覧いただける展覧会を開催します。

賑やかな3Dアートの世界
ジェームス・リジィ展

 

2月12日(火)~23日(土)<日祝休>
10:00~18:00

 

この機会にぜひご来廊ください。