<メルマガ会員先行>荻須高徳の人気版画作品をいち早くご紹介します

 

 

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▲「観覧車」油彩10号 1932年頃

パリの街並みを愛した画家

 

 1901年愛知県に生まれた荻須は、東京美術学校を卒業したのちフランスへ渡り、

パリの古き良き街並みや建造物に魅せられて、パリの街角の風景を描きます。
生活者としての視点から、暗く重厚感のあるマチエールでパリの街並みや路地裏を描いた荻須の作品は、渡仏した翌年にはサロンドートンヌに入選、美術評論家や商人から買上を受けるようになります。1930年にはパリで初めて個展を開き、数年後にはスイスで画集評伝も出版されるなど、段々と画家として生計が立てられるようになっていきます。

 

初期の荻須の作品には、フランス渡航の際に頼った先輩画家、佐伯祐三の影響が強く見られ、パリの街並みを荒々しく重厚に描いた画風も似通っています。30歳という若さで亡くなった佐伯とは、フランスで共に過ごした時間は1年にも満たなかったのですが、一緒ににパリ下町の建物を描いたり、写生旅行に出かけるなど、佐伯から受けた影響は大きかったのでしょう。

 

 

 

▲「ガブリエル通り」リトグラフ 1977年

「モニュメンタルな建造物は私の描く世界にはない」

 

第二次世界大戦でパリが陥落し、日本への帰国を余儀なくされた荻須は、パリで再び絵画制作をすることを待ち望みました。その思いがつながったのか、戦後初めてフランスへの入国が認められた日本人画家となり、1948年再びフランスの地を踏みます。荻須は亡くなるまでフランスで制作を続けますが、初期の頃の暗い画面は、段々と豊かな色彩が溢れ出していきます。それでも荻須が生涯変わらず描き続けたのは、街に息づく人々の生活の匂いでした。

荻須はパリを象徴する凱旋門やオペラ座はほとんど描いていません。

 

「モニュメンタルな建造物は私の描く世界にはない。(中略)これからも、一生死ぬまで、

私は貪欲なくらいに生活と歴史がにじんでいるパリの街々を描きつづけるでしょう。」

 

この言葉が表す通り、荻須の作品にはパリで暮らす人々の生活感がいやおうなく溢れています。

荻須はその絵の中に、人々そのものはあまり描き入れませんでしたが、

パリの歴史ある街並みや建物を描きながら、その街に残された人々の生活の痕跡を写し取ろうとしていたのではないでしょうか。

 

 

荻須高徳「靴屋メトロ」が待望の入荷

 

 

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「靴屋メトロ」

1986年 リトグラフ 45×64.5cm

売約済となりました

 

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▲カタログレゾネの表紙にも

荻須の版画作品の中でも大変人気がある「靴屋メトロ」。

荻須の晩年に制作された作品で、
カタログレゾネの表紙にも使われている絵柄です。

鮮やかな赤に彩られた靴屋の外観がパッと目を引きます。
よく見ると、ところどころ壁の赤い塗料は剥がれ落ち、年季が入った外観からは歴史を刻んできた様子がうかがえます。

絵の中に人間は描かれませんが、そこにはこの靴屋を行きかう人々の確かな生活のぬくもりが感じられます。

 

 

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「フランブルジョワ通り」

1980年 リトグラフ 21.5×16.2cm

売約済となりました

 

比較的大きめの作品が多い荻須ですが、
飾りやすい小さな作品が入荷致しました。

パリ、マレ地区にあるフラン・ブルジョワ通りの一角を描いた作品です。
白く塗りこめられた建物の壁が印象的で、

曇ったような空の様子や、手前に描かれる古びた建造物からも
歴史あるパリへの愛着とともに、荻須の生活者としての視点が感じられます。

 

 

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