絵画の知識 Knowledge

カタログ無料進呈 作家作品情報を掲載したカタログを無料進呈中です。
メールマガジン配信 メルマガ限定の特別案内などを配信中。登録・購読は無料です。 イヌメポストカードプレゼント中!

美術品としての版画

版画を複製と同種のものと思われている方が時々いらっしゃいます。確かに、画家の描いた作品を著作権の許可を得て作った複製版画も今の時代は氾濫しています。インターネットで画家名を検索すれば、オリジナルも複製版画も入り混じって簡単に画像を見ることができます。複製版画を複製として売っている場合は問題ないのですが、ひどい場合にはオリジナル版画と言いながらカラーコピーを売っていたりします。また、このところのコピーの再現性は目を見張るものがあって、額装してアクリル越しに見ただけでは私でも分からないことが有ります。木版画、銅版画、シルクスクリーンはそれぞれ独自のテクスチャー(質感)が有りますから、カラーコピーではテクスチャーまでの再現性はないのでアクリル越しでもなんとか見分けはつきます。

問題はリトグラフです。しかし、いくつかの見分け方があります。輪郭線のはっきりした絵の場合、輪郭の滲み具合や薄い色の上から濃い色が重なったところを見て濃い色の下の薄い色の輪郭線を見ます。リトグラフだと濃い色が乗って下の色が見えなくても、先に乗せた色の輪郭線が光の当て方を変えることで見えますが、カラーコピーの場合は上から乗った色が再現されるだけで絵具の重なりまでは再現できません。また額からシートを出して確認する場合、レゾネのある画家であれば紙質や紙のサイズを比較しますが、もう一つ私なりの見分け方をお話しますと、リトグラフは油性の絵具を使用します。その絵具の油分が10年くらい経つとシートの裏面に染みてきます。絵具の質や乗せ具合によって必ずというわけではないのですが、ある年数を経たリトグラフはシートの裏面に絵具の油分が沈んできて絵の形の油染みができます。それによってリトグラフであるか、どのくらい前のものかを判断します。このように専門性が問われる巨匠版画ですが、最近では専門画商で無くとも仕入れる方法が増えたので、額屋でこのような専門性が問われる版画を売っていたりします。しかし、このような版画を購入する場合は百貨店や専門の画廊で買われることをお勧めします。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、オリジナル版画は画家の作った本物の版画で、原画が高値で取引される有名画家の場合は版画も当然市場性があります。今年の春、ピカソの油彩がニューヨークのオークションで日本円にして100億円で落札され世界中で話題になりましたが、ピカソの油彩はそれなりの作品であれば億単位になってきます。また、シャガールの場合も3000万円出しても油彩は当然、グワッシュの作品でさえ良いものは買えません。もうこうなると個人の買い物というわけにはいきません。しかし版画であればラージエディションのものであれば手頃ですし、限定の少ないものでも個人のお買いものとして買っていただけます。

 


 

 

toiawase_re

絵画選びは翠波画廊スタッフにご相談ください

 

お部屋に何か作品を飾りたいのだけど初めてで選び方がわからない方、贈り物にどのような絵を選んだら良いのだろうなど、お客様の疑問や不安などを懇切丁寧に解消し、安心してお買い求めいただけるよう経験豊富なスタッフが精一杯お手伝いさせていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせはこちら >>

ご購入にお得な3つの特典

  • 特典1
    作品はすべて額装でお届け
    作品に相応しい額を付けていますがご希望があれば交換も可能です。
  • 特典2
    配送時の保険・送料は当画廊が負担
    お客様のもとへ作品が届くまでの費用は一切かかりません。
  • 特典3
    30日以内の返品受付、返品保証
    お部屋に飾って合わない場合は30日以内の返品を受け付けております。

※分割払いをご希望の場合は、10回まで無金利でご利用いただけます。

ご購入・絵画販売について

来店のご案内

ぜひ画廊にお越しいただき、現品をご覧ください。

展示会等に出品中で、作品等が店頭にない場合がございます。
ご希望の作家、作品がございましたら、事前に電話やメールにてお問い合わせください。

アクセス