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ゴーギャンの絵画が史上最高額 約355億円で落札され多くの人々を驚かせました

 

近年高騰するフランス近代絵画、その秘密と魅力を、30年の経験をもつ画商の視点で解説!

 

 

「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画

 

単行本:302ページ

出版社:幻冬舎
著者:髙橋芳郎

 

価格:1,400円(税別)

 

全国有名書店、amazonでもご購入いただけます 
翠波画廊でも発売中! ※通常配送料無料

 

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アート専門情報雑誌『月刊アートコレクターズ』7月号の

「著者インタビュー」で大きく取り上げられました!

 

記事全文はこちら↓↓↓

 

私が画商になって30年が経ちました。その間、数多くの絵画の売買に携わり、また多くの絵画を見てきました。

 

日々、絵画を売り買いする画商ならではの視点で見た近代美術史の解釈、また絵画の値段はどのように決められ、どのように決まっていくのか、それに魅せられ収集するコレクターとはどのような人たちか、新たな切り口で絵画の魅力を紐解いてみました。

 

本書は、芸術愛好家としての私なりの回答の一つです。本書を読んでくださった方が芸術に対する愛と理解を深めていただけるのであれば、これ以上の喜びはありません。

 

◆ 著者、翠波画廊代表 髙橋より、内容紹介 ◆

 

プロローグ

 

1892年にゴーギャンが描いた「いつ結婚するの」(縦100×横77cm)は、2015年2月10日、絵画としては史上最高額の3億ドル(当時の為替レート換算で約355億円)で落札され世間の注目を集めました。
しかし、近年ではピカソ、セザンヌ、モジリアーニなどの絵画もそれぞれ200億円以上の価格で売買されています。それら4人はいずれも19世紀から20世紀にかけてフランスのパリを拠点として活躍した画家です。
また上記の画家以外にも世界中で愛されているフランスの印象派の画家、モネやルノワールもオークションでの高額落札の常連です。

 

では、彼らの絵にはなぜこのような高額の値段が付くのでしょうか

 

美術品として世に流通する絵画には金融資産としての価値(資産的価値)が付加されます。しかし、それを可能にするためには人々を魅了し感動させるという芸術本来の価値としての芸術性(芸術的価値)がなくてはなりません。魅力ある芸術性を備えた絵画には人気が殺到し価格が高騰していきます。そして、資産的価値が高まれば高まるほどに経済的成功を手にした人は名声や名誉の証として美術品を購入し所有することで、社会的承認欲求(社会的承認価値)を満たそうとします。
そのような循環のなかで優れた芸術性の伴う絵画は価格が高騰していきます。

 

なぜ、フランス近代絵画がこれほど世界中の人々を魅了するのでしょうか

 

印象派から始まるフランス近代絵画以前の絵描きは、芸術家というよりも職人(アルティザン)というべき存在でした。「芸術家」と「職人」との違いは「制作目的」です。
芸術家は内なる欲求に突き動かされて表現をしますが、職人は他者からの注文を受けて制作します。
今の私たちがイメージする芸術家としての画家が誕生したのが、19世紀の終わりの印象派が生まれた時代です。

 

初めて誕生した芸術家としての画家は、己の心の赴くままに表現をし、それまでどこにも無かった新たな価値を作り出したのです。フランス近代絵画から始まる芸術家によって作られた美術史は、現代におけるモダンアートの源流であるがゆえに創造性、独創性に満ちていて魅力的なのです。

 

印象派からエコール・ド・パリの画家11人の現在までのオークションレコード(オークションで取引された最高価格)の作品を紹介しつつ、その画家にまつわるエピソードを交え画家の魅力を紐解いていきます。

 

芸術を含む文化の源流は遊びです。だからこそ芸術は楽しいのです

 

どんな動物にも恐怖や畏怖という感情があるのでしょう、しかしそれが解消し安堵した時、人間だけが笑うことで喜びを表現します。その喜びの感情表現の延長線上に、歌ったり踊ったり、さらに、何もない壁に絵を描いたりする遊びが発展して文化が生まれたのだと考えます。

 

私は、芸術は大人の最も高尚な遊びだと考えています。そして遊びは人生に欠かせません。
なぜならば遊びは人生に活力と夢を与えてくれて、心と人生を豊かにしてくれるからです。

 

良いコレクションをして、美術品購入で失敗しないためにも

 

私は、美術品コレクションを見れば、持ち主の人柄が分かると思っています。
学術的に評価の高い作品ばかりを収集されている方の場合には、その方の美術史に対する造詣の深さやこだわりに感心します。一方、どのような経緯で購入に至ったのかわかりませんが、名前こそ有名な画家の作品なのに格安の二級品ばかり集められている方もいます。そのような場合には、作家の名前と価格は分かるけれど、作品の価値までは見抜けなかったのかなと残念に感じることもあります。

 

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目次

 

プロローグ:知られざる「絵画ビジネス」の世界

 

1.「絵画の値段」はどうやって決まるのか?

 

意外な絵に高値がつく? 絵画ビジネスの不思議 絵画の値段はどうやって決まるのか? 絵画の価値は価格だけではない 絵画の所有は社会的なステータスになる 絵画を買うのはどんな人たちなのか? 絵画は本物を持つことに価値がある

 

2.オークションで数百億円の高値がつく「フランス近代絵画」の魅力

 

近代フランスにおいて「芸術家」という概念が誕生した さまざまな「主義」が生まれ、芸術は絶頂期を迎えた 世代で見る「フランス近代絵画」の流れ 絵画の「値段」を見れば、起伏に富んだ「画家たちの人生」が読み解ける

 

3.モネ

4.ルノワール

5.セザンヌ

6.ゴーギャン

7.ゴッホ

8.マティス

9.ピカソ

10.ユトリロ

11.モディリアーニ

12.藤田嗣治

13.シャガール

 

14.「本物の一枚」を手に入れた者だけが知る、プライスレスな価値

 

近代美術から現代美術へ フランス近代絵画を扱う画商として 絵を通して、思いは次世代へ受け継がれる 絵はお金で買えるが、お金では買えない絵もある

 

エピローグ:悠久の芸術を守り継ぐ「画商」の使命

 

 

著者紹介

 

髙橋芳郎

株式会社ブリュッケ代表取締役。愛媛県出身。美術大学で彫刻を専攻する過程で、人々の生活に溶け込む平面表現の魅力に目覚め、絵画の世界へ転向。卒業後、都内の画廊での修業を経て、1990年に独立。東京・銀座に、故郷の秀峰の名を冠した「翠波画廊」をオープンさせる。以降26年の長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン等、絵画愛好家なら誰もが知っている巨匠の作品を数多く扱う。特に20世紀初頭に活躍したフランス近代の画家に造詣が深い。

 

 

装丁

 

装丁は、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されるほどの日本を代表する装丁家、鈴木成一が手がけました。
鈴木成一さんは、誰もが知っている「ブリジット・ジョーンズの日記」や「金持ち父さん、貧乏父さん」、直木賞作家東野圭吾や宮部みゆき、恩田陸といった人気作家の装丁を数多く手がけ、その装丁を見れば、分かる人にはこの人が手がけたものだと分かるほど、センス、こだわり、質の高さに定評があります。
仕事の依頼は山ほど来るのですが、ご本人が内容を読んで気に入ったものしか仕事を受けません。私の書いたものを気に入ってくれ、ご自身がデザインを手掛けてくれたので、今回の本はとてもきれいでおしゃれに出来上がっています。

 

ただいま翠波画廊店頭でも販売中! ご注文・お問い合わせはこちら >>

 

※お支払い方法:書籍に同封の郵便振替用紙にて、お振込みください。

 

 

『月刊アートコレクターズ』7月号「著者インタビュー」に掲載されました!

 

 世に美術市場を扱った書は数あるが、印象的なタイトルと装丁家として日本を代表する鈴木成一の手になる雰囲気ある装丁の本書は、翠波画廊を構える髙橋氏の書き下ろし。「値段」を切り口に印象派からエコール・ド・パリにいたる11人の画家を生年順に、値段の高い時代だけでなく、不遇の時代まで作品と社会状況を合わせて紹介。ベテラン画商ならではのエピソードも満載で、絵を買う方の入門書としても、美術鑑賞をあらためて考えたい人にとってもぴったりの一冊である。

 

近代が始まった頃の「芸術」と社会

 

―― 実感を交えた語り口が分かりやすく、面白く読ませていただきました。本を出されたきっかけは何だったのでしょうか?

 

髙橋 私は今年で画商になって30年になりました。この機会に、学者ではなくあくまで美術商として日々絵画に向き合う中で感じた美術に対する思いを素直な気持ちで書きたいという思いがありました。
 19世紀末のフランスで、「芸術家(アーティスト)」という概念が作られ、そして今日われわれが思っている鑑賞の仕方が生まれました。それまでの画家たちは「職人(アルチザン)」であって絵画を通して自己実現するという発想はなかったように思います。
 画家が絵に思いを託して、またそれを見る者が画家の思いを読み解くというのは、フランスで印象派あたりから始まったわけで、それ以前に依頼主からの注文で描かれた絵画とは制作目的が違いますから同じように鑑賞するには無理があるわけです。そう考えると印象派以降の近代フランス絵画から芸術としての美術史が始まったともいえますし、それ故に多くのイズムが生まれて絶頂を極め、最も面白い時代ではないかと考えています。
 当初はもう少し多くの作家についても書きたいという思いがありましたが、出版社の編集の方との話し合いと紙面の関係で11人に絞りました(笑)。
 20世紀のフランス近代巨匠といえばピカソとマチスですが、ピカソのキュビズムは描く対象を画家がどのようにとらえるかという画家と対象の関係性、かたやフォービズムのマチスは画家が描いた絵画が鑑賞者にどのようなイメージを与えるかという描かれた絵画と鑑賞者の関係性に重きを置いて描いています。そのような絵画に対する向き合い方、考え方がその後に続く画家に影響を与えた点などもこの時代の最も面白いところです。

 

―― 本書の流れでも、この頃が時代の変わり目にあたりますね。

 

髙橋 もう一つ重要なのが、画家の描いた絵を買ってくれるマーケットもこの時代にでき始めたことです。市場が無ければ画家は育ちません。印象派の絵はアメリカでよく売れモネやルノワールの絵の値段も時間とともに値上がりしていきました。そのため若い画家に投資をすれば将来的に値上がりするのではないかと絵画を投資の対象とする目端が利く人も現れます。20世紀初頭、フランスでは投資家が集まってポー・ド・ルルス「熊の皮」(日本で言うところの、捕らぬ狸の皮算用の意)などと名乗る投資家グループが現れます。彼らはそのころまだ無名だったマチスやピカソなどの絵を買い込み10年後にオークションで売ったところ4倍になりました。絵画投資が成功したわけです。そんな事実が世間の知るところとなり絵画の値上がりを期待して若手画家の作品を買う人たちが増えていきます。購入目的はさておき若手の作品が売れる市場ができたことにより、多くの画家が育っていきました。

 

創作者への親密な目線

 

―― 髙橋さんはそもそも美大のご出身ですが、市場の話題に加え、作家の創作というものに対する親密な目線を感じました。

 

髙橋 ピカソが目指した子供の絵というのは何のことなのかと不思議に思っていました。若い頃のピカソが自分の絵を画商に認めて買ってもらうためにいろんな画策をしたのを知ってからピカソは他者からの目をことのほか意識していたことが分かりました。それを思ったときピカソの言う子供の絵とは晩年になって経済的にも社会的にも成功を勝ち取って誰の目も気にすることなく自由に描けるようになる心境を言ったのだろうと思ったわけです。それを得ることができた晩年のピカソの作品には自分が好きなものだけを描けるようになった喜びにあふれているように思いました。
 また、ユトリロが経済的豊かさを得たのちの「色彩の時代」の作品や、ゴッホがテオの息子の誕生祝いに描いた「花咲くアーモンドの木の枝」も画家の思いが十分に表現されています。絵には、その時々の画家の感情がじつに巧妙に塗り込められているからこそ見る人を引き付けるのです。

 

―― 「子ども」という話題もひとつのキーワードになっていますね。髙橋さんのお子さんのエピソードも印象的でした。

 

髙橋 本文でも書いた類人猿と人を分けるもの、畏怖の感情は共にあるでしょうが、それが解消した後の安堵を人は笑うことで表現します。その時の畏怖が喜びに変わった反動の喜びの感情が歌や踊りになり、それが独立して遊びとなる、遊びが文化になりスポーツや芸術になる。
 以前、幼い息子とリゾートホテルに行ったときに画家が絵を描くときの心境はこれなのかなと思ったことがありました。私の息子が鼻歌を歌いながらお風呂の泡で遊んでいました。「歌を歌ってご機嫌だね」と言っても「歌なんて歌ってないよ」と本人には歌っているという意識がない、そんな無我の境地が、画家が絵を描く際と似ているのではないかと思いました。イメージが湧いてきてそれを形にするのが楽しくて仕方がない、鼻歌を歌うように絵を描く、出来上がった作品には画家の喜びが反映し見る人にもまたその喜びが伝わるのだと思います。
 近年の美術市場はアメリカ的な現代美術が主流になっています。戦後アメリカから始まった現代美術も見る人を引き付け、鑑賞に耐えることのできる作品は後世にも残っていくことでしょう。価値があるからこそ価格が高くなるのであって、価格が高いから価値があるわけではないことを本書から多くの方に知っていただきたいですね。
 たとえばモネの絵が、これほどまでに世界中の人々から愛される理由は値段が高いからではなくモネの絵の前に立つと複雑で魅惑的な色彩、流れるようなマチエール(筆あと)など、視覚的な心地よさからいつまでも観ていたいと思わせる芸術性があるからです。
 絵のお好きな多くの方に読んでいただいて、感想を教えてもらえたら嬉しいですね。

 

 

 

週刊文春で取り上げられました!

 

 

話題の情報をいち早く掲載することで、最近脚光を浴びることの多い人気週刊誌「週刊文春」の、新刊本を紹介するコーナーで取り上げられました。

 

また、先月は「ダ・ヴィンチニュース」にも掲載され、現在、各方面から話題となっています。

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お読みいただいた方からの感想

ただいま感想募集中です。お寄せいただきましたら、こちらに掲載いたします。

 

東京都H様より
「値段をキーワードに絵画史を解説する刺激的な試みで大変興味深く拝読しました。」

 

福岡県Y様より
「著書、読ませていただきました。大変興味深かったです。」

 

北海道M様より
「私のような素人でも大変わかりやすく、また興味深く拝読させていただきました。
正直面白く読ませていただきました。特に、通常の絵画本と異なり、絵画売買の裏側、どのようにしてその作品の値段が決まるのかなど大変勉強になりました。」

 

千葉県S様より
「絵画の価格の話も大変興味深かったのですが、同じ時代に生きている画家同士の接点や、その年齢差も書かれていることで、
20世紀初頭の画家なのに、ぐっと近い存在に感じられる人間ドラマが面白かったです。」

 

東京都O様より
「わかりやすい説明で、また髙橋さんの西洋絵画愛が感じられる内容で思わず一気読みしてしまいました。
作家たちの人間性や波乱万丈な人生も知らない事が多くて勉強になりました。」

ご購入にお得な3つの特典

  • 特典1
    作品はすべて額装でお届け
    作品に相応しい額を付けていますがご希望があれば交換も可能です。
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    配送時の保険・送料は当画廊が負担
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